MTGに復帰して2ヶ月。
心の中にファイナルズという火が灯り、現在の札幌MTGメンバーを観察した時、スタンダードで二つ思った事があった。
・北海道は青白大好き。
・札幌にはレーティング1900以下でビートダウンの上手な人は居ない。

一つ目は昔からそうだったけど、札幌は青が人気の色だ。
マジックは伝統的に青が強い色だけど(異論はあるとして)、札幌のカウンター好きは異常。
どうしてそこまで頑なに青ばっかり選ぶのか謎だけど、みんなマナ漏出や取り消しを手札に保持するのが好きみたい。
二つ目は札幌のMTG人をDis Respectしたいから言うんじゃなくて、札幌の高レーティングの人はきっと普通に感じてる事だと思う。
ここ数週間前から、世界選手権に出るAKMTといくつかのビートダウンデッキでスパーリングしたけれど、状況に応じて常に最善手を求める現在のビートのプレイングは、10年前にあったビートのそれよりもはるかに選択肢が多く難しい。
具体的には緩急の付け所という一点に尽きるのだけど、それを当たり前に出来るという事が何と大変な事か。
現在、tire1のデッキタイプとしてヴァラクートや緑ランプが強い位置付けになっているけれど、それのアンチであるはずの赤単やボロスが札幌ではとても少ない。
もっと可能性のあるデッキタイプなのに、歪なメタと「何となく」の好みで本来のアーキタイプのパワーまで伸びていない。

10月6日、そういうわけでファイナルズ予選に出るアーキタイプがヴァラクートに決まった。

※上記の「札幌にはレーティング1900以下でビートダウンの上手な人は居ない」はあくまでスタンダード環境の話です。
エクテンやレガシー環境は現在全く何も知らない為、その部分にまで及ぶ話では無いです。

コメント

yu
2010年10月14日7:46

楽しく読ませていただいております。
自分も復帰組です。
ファイナルズ予選突破を目指して頑張っておりますがヴァラクートの大きな壁に阻まれている感じです…

俗
2010年10月14日22:29

>>ゆさん
復帰して
ヴァラクートの勢力が強く、赤単などが居ないようでしたら、緑ランプはどうでしょうか?
メインではヴァラクートに対して分が良いし、サイド後の大きなクリーチャーを出せる分、有利な気がしています。
青白コンが少ない地域ならビート系のデッキも良いかもしれません。

yu
2010年10月14日23:04

なるほど!ランプ系はヴァラクートに強いのですね
私は東京で活動してるので大会によってまちまちですが青白に当たることが少ないのでボロスをとことん尖らせてみようと考えております

ヴァラクートにボコボコにされてから緑タイタン縛りしているので
これからも楽しみに拝見させていただきます

俗
2010年10月14日23:11

>>ゆさん
緑ランプがヴァラクートに有利とされている点に、タイタンが初手ジョラーガの樹渡りから3ターン目に出す事が出来るということがあります。
ヴァラクートは最速でも4ターン目からですから、先にタイタンを置く事の強さが重要です。
それに緑ランプのタイタンは地盤の際やエルドラージ土地、ウギンの目を持ってこれるのでマナが伸びれば容易に勝ちやすいです。
しかし緑ランプやヴァラクートがビートに対して良いサイドがあるのに対し、赤単やボロスが最も尖ったサイドは反逆の印系のカードしかありません。
ベイロスなどでライフゲインされると辛いので、一気に押すしか無い気がしています。
頑張って下さい。
俗

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