10月12日火曜日。
札幌市グリフォン北区店。
19人による2人抜けで開始されたトーナメントには1bye持ちが5人くらい居たと思う。
しかも今日はシングルエリミネーションはやらないで5R後の持ち点とオポで決めるという。
当然自分はbyeの貰える大会には参加していなかったので、この予選のbye持ちが如何に有利か、前日身を持って知らされたのである。
しかし悲観していても始まらない。
スコアシートに勝ち点3を書き続けるために一戦一戦相手を倒していこう。

1回戦 AM君 ボロス ○×○
なんと初戦から唯一の友軍と当たってしまった。
お互いに調整をしてきた仲なのであまり当たりたくは無かったが、最近よく当たる。
初戦IDもする気にならず、むしろこっちがお客さんなので彼は俄然やる気だ。
しかし内容は初手に稲妻が来てビート速度を殺す事に成功。
悠々とタイタン光臨で1本先取。
ボロスや赤単に1本目が取れると、次の先手で負けても最後は先手スタートが出来るため、ものすごく安心してプレイが出来る。
しかし二本目は除去を引くも大型クリーチャー不在で肉体と精神の剣のアドバンテージで落としてしまった。
気を引き締めて臨んだ3本目は初手に稲妻があり、安心のマナブースト&装備時殺し。
さらにパイロも引いて1対3交換を行い、タイタン出してヴァラクートで9点飛ばしてヘヴン状態。
反逆の印が飛んでこなかったのがラッキーでした。

2戦目 池田さん 青白 ○○
1本目はクリーチャーを引かなかったけど、マナブーストとヴァラクート3枚が功を奏してあっという間に倒せた。
相手は土地しかプレイしてなかった。
2本目は悪斬出され、返しでタイタン出して、1発貰うも除去無くてラッキー。
山2枚で悪斬に退場願ってそのまま殴り勝ち。

3戦目 ゆうたそ 緑白赤ビート
2日前の因縁の対決。
しかしゆうたそ曰く「ヴァラクートには相性悪い」「サイド10枚がヴァラクート対策だ」とのこと。
サイド10枚て・・・勘弁してよ。
1本目はラノエルからのブン回りを食らい、マスティコアで封殺されかかるも、ゼンティガーの報復者を土地7でプレイ。
進化する未開地セットでトークン1/2、ターンを渡す。
一瞬膠着して向こうも体制を整え直す隙にもう一つ進化する未開地セット。エンド。
エンドに獣相で悪斬を持ってこられフルタップで悪斬が出る。
これで場のマスティコアが再生出来なくなるけど、このターンに切らないと倒されてしまう。
フェッチランドか土地スペルなら何でもいい、ドロー!
引いたのは山で4点足りず負け。
2本目は相手がマリガンスタート。
鳥とシャーマンを焼いたらトンネルのイグナスが続き、マナを伸ばすのに9点も削られた。
しかしタイタン→ヴァラクートでさっさとイグナスに退場してもらって圧殺。
3本目はフェッチ・山・森・稲妻・マナ壁・タイタン・耕作というテンパイハンドキープ。
相手は2分悩んだ末に山セットスタート。
以降3ターン、イグナスを焼き続け土地しか残らずこっちが順調にマナを伸ばしてヴァラクート噴火状態で勝ち。
相手のターン終了前にフェッチを起動するのを忘れて「アンタップ。・・・前にフェッチ起動」というスレスレのプレイングを許可された2ターン後、相手が全ての土地を同時にアンタップして手を離す直前「あ、やっぱりエンドに・・・」と「いや、アンタップしましたよね?」とゴリ押した辺りは2日前の執念がそうさせたと思う。
ゆうたその事が嫌いとか憎いとかそういう事は全く無いし、むしろチンネン会で面白い人だと好感すら持ったのだが、競技マジックをやりに来ているという意識下では相手の待ったは許可しない。
勝ちに貪欲になるということは時に非情で、人間としての器の小ささが露見してしまうのかもしれないが、k値24以上の大会では権利をかけて勝負に来ているのであって遊びに来ているのではない。
恐れず、ブレず、ルールに沿って勝負を続けよう。

4戦目 ウシザカさん 青白コン ○○
こちらが後攻から探検プレイし土地を伸ばすと、相手も果敢に永遠溢れの杯や白壁をキャストしてアクティブに動く。
3マナジェイスの返しで報復者を出すも、審判の日で流される。
それじゃあタイタンはどうだ?とキャストするもやっぱりカウンター。
そこで召喚の罠をコストレスキャスト。ライブラリーからタイタンを出してヴァラクート持ってきて勝負あり。
2本目はじっくり警戒されてドローゴー状態。
とりあえずのんびりマナを伸ばして、ガイアの復讐者が無人の荒野を走りだすと除去が無かったのかすぐに投了。
昨日から数えて7連勝中で調子出てきた!

5戦目 ウエノさん ヴァラクート ID
なんと昨日3回戦目に当たったウエノさん。
ヴァラクートでボコボコにされたのが相当悔しかったらしく、本日は彼もヴァラクートで参戦。
よし、これを倒して真のヴァラクートチャンプになってやる!
と思った矢先に4-0-0が自分達2人しか居なかったこと、今日はスイス5回戦だけで決めることにより、握手で権利獲得。

な、長かった・・・。
権利が取れるまで道内の予選を転戦し続けるかもしれないというのは、とても大きなプレッシャーだった。
これで後はAM君が抜ければ、近いメンバーは全員世界選手権かファイナルズに出場出来ることになる。
権利が無くても楽しめるのが世界選手権だけど、やっぱり皆で出場するというモチベーションを持って12月に臨みたいのが本心。
まだいくつか予選が残っているので、ゆうたそとかにも抜けてもらったらもっと面白いと思う。
でもまず先にAM君だな。
とりあえず今回協力してくれたメンバー、カードを貸してくれたメンバーに報告と御礼を言って・・・あとは焚きつけたチンネンと友晴にも連絡入れとこう。

これを読んでくれた人もお疲れ様でした。
もう権利が取れた人も残念ながらまだの人も、12月は幕張メッセで競い合いましょう。
次の試合はもう始まっているのですから。

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