6月26日(水)
明け方四時半ごろ、突然放水車から建物に水を掛けられているかのような轟音で目が覚める。
これが話に聞くスコールか。蛇口をひねって水を出すように前触れなくドザーっとトップスピードで降雨し、15分ほどでピタリと止んだ。止む時も水道の蛇口をキュッと締めるように突然だ。
ああくそっ、変な時間に起きてしまって眠れない。
仕方ないから二日酔いのアラムと寝起きも笑顔のダニエンの3人で海岸へ朝日を見に行こうってなった。
歩いて2分の海岸では水平線に雲が掛っており、最高の状態とは言えないまでも、沈みきっていない月と昇り始めた太陽の対比が非常に美しかった。朝日の方の海面は深い青で、沈もうとしている月側の雲と海面は朝日に照らされ真っ赤になっている。面白い事にその境界線がハッキリと眼前に伸び、地平線の彼方までずっと続いている。
磯の香りは日本と同じで、さっき降ったはずなのに砂浜の表面はもう乾いていた。
ふざけて撮影をした後、朝食までまた各々眠りについた。
無料の朝食はパン4種にバナナりんごプラムが食べ放題で、小ぶりで固く甘みが強いリンゴと生のオレンジを絞って冷やしたジュースが最高に美味い。
北の方に行くと濃縮還元のオレンジジュースが出て来るのが当たり前だけど、あれってミニッツメイドならまぁ飲むかってレベルの不味さ。
PTバルセロナの時も生オレンジジュースに感動したけど、ラテン系の土地だと果物を惜しげもなく使うからジュースが美味い。
ラスベガスの高級食べ放題も素晴らしいけど、こういう一杯のジュースで「ああ、ここ来てよかったなぁ」って思えたらその旅行は大成功だと思う。
明日からの朝食が楽しみで仕方ない。一日三食、ぜんぶ朝食でいい。

マイアミは雨季の現在、午後になればなるほど雨(スコール)が降り易く、また正午から午後3時ごろまでは一番日光が強く照るので、行きたい場所には午前中から行った方がいいと助言を受けた。
とりあえずホステルに洗濯機も乾燥機も無いので、sabe地区のコインランドリーまでバスで向かう。
バスは次の停留所を社内の電光掲示板で表示しない為、乗った直後に所見殺しにあった。車内には当然バスの路線表なんか無い。
行先は判っているので通りの掲示板を見落とさないよう注意して、15分程度で海岸沿いからsabe地区へ。

さて洗濯も無事に出来る事が判り、身の回りの生活必需品をスーパーで買いそろえ、この日は帰って寝る事にした。
バインバインのおっぱいとかプリ尻を見てるとムラムラ来ちゃうし、砂浜は暑くて体調おかしくなりそうだし、マジックしに来たわけなんで、ね。
ちなみにこの日の夕方、アラムは彼女とマイアミで待ち合わせするのでさよなら。
アラムは彼女との結婚式に1500万円くらい必要みたいで、高くて結婚出来ねーよとこぼしていた。
メキシコ人のダニエンは「なんてこった、婚姻届けにサインだけで済ませろよ」って言ってたし、私も同感だ。ヨーロッパではそれが普通の結婚式費用なのか?

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