敬愛するマイコロス先生が沢山レシピを上げてくれました。

http://maikorosu.diarynote.jp/201309300252069152/

なので、この21番黒単ビートで紹介されているリストを使う。
そもそもこれを使おうと思った理由は2つ。
2色ですらタップインで事故り気味のストレスマッハを暫く味わいたくなかったという理由と、テーロス発売当日の晴れる屋TCFNMで黒単が6-0したと聞いたからだ。
レシピが同じかは判らないが、除去・思考囲い・冒涜の悪魔で押す形は基本的に同じだろうと判断。
で、対人回ししてみた結果、デッキパワーが低いと感じた。
まず、黒単ビートと紹介されているものの、1t1マナ生物→2t囲い+1マナ生物→3t生命散らし!みたいなドブンハンドの展開は稀で、これは絶対にビートデッキではない。
ビートとして振る舞えばすぐに負けてしまうため、主に1~2マナの生物が初手にあればそれらで序盤ちょろっと殴っておいて、中盤以降は除去・悪魔・モーギスの匪賊・灰色商人待ちの中速デッキとして振る舞うのが適切であるとすぐに気付く。決して少ないターンで除去を贅沢に使ったりチャンプアタック込の大きなダメージを狙いにいくデッキでは無いのだ。
個々のカードパワーは高い物を選定してあるが、それぞれのカードが活きる適切なターンにプレイ出来なければ途端に弱いものになってしまう印象を受けた。(これは何も黒単に限らず新スタン全体に言える事かも知れないが)
中盤以降に引く1~2マナ生物、相手の除去に後に引くモーギスの匪賊と灰色証人、エレボスの鞭で再利用する価値のある生物の少なさ…この辺りがネックだと感じた。

肉弾戦としても悪魔以外は基本的にサイズとボーナスで赤や白やセレズニアに負けるため、相手のライフレースにどう応えていくか?が命題で、その回答に用意する駒が少ない。
思考囲いを採っているので除去の総枚数が少なめとなり、除去したい時に出来ないまま、囲いで2点のビハインドを背負いながら粘れず負けっていうのも辛い展開だった。

ドブンパターンが用意されているデッキなので、輝く強さを見せる展開もあるが、反面脆い時は結構無情な酷さを垣間見る。(ドブンパターンあっても悪魔と灰色証人のせいで土地25だから弾切れマナフラは多いのだ)
ドブンだが軽すぎるハンドのせいで評決お疲れ!とか、重めなハンドのせいでビートには間に合わないっすわみたいな。
要は「噛み合い」の一言に尽きる。
相手のデッキを知らないのがほとんどの場合の前提で、環境初期のどんなメタか判らない時期に安定して勝率を上げる事は難しいデッキであるという結論に至った。

単色になり色マナ事故の呪縛から逃れたと思ったら、今度はマナフラや各カードのプレイターンの賞味期限という問題と向き合う事になった。
これらの問題をなるべく低減したデッキは赤単だが、絆魂という無視できない強敵が環境に居座っている。

現スタンはまだメタゲームによる環境循環ではなく、自分のデッキがマナトラブル相手にいかにスムーズに回るかという自問自答が大きな焦点になっているような。

コメント

カズ
2013年10月3日6:37

はれるや6-0デッキは全然違うよ。と言っても完全なリストをしってるわけでは無いけども。

3BBのしんしんドレイン2/4とか、地下世界の人脈とか入ってるコントロール風。
思考囲いとデーモンは合ってる。

俗
2013年10月3日10:28

灰色商人は共通して入ってるよ。地下世界は入ってなかったわー。、
俗

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