GP京都 土曜と日曜と月曜と。
GP京都 土曜と日曜と月曜と。
GP京都 土曜と日曜と月曜と。
GP京都、土曜。
個人対戦の詳細。
個人成績は4-2-1と優勢途中で終わった2回。

1回戦 白青 P×× 
先手からの2マリ・1マリで細い手札を止む無くKPすると盤面に影響あるカード引けずズルズルと負け。チームは勝ち。

2回戦 赤単(黒単) P×○△
初手から5tは土地しか増えず押し切られ負け。
サイド1は多くの時間とターンを使い、バウンスを絡めてどうにか押し返せて勝ち
。しかしサイド2で相手は突如黒単にデッキチェンジ。開始時に残り時間も7分程度しかなく、灰色証人などで粘られている間に時間切れ。

ここですべきだった反省点はサイド1の適切解に辿り着く時間の短縮と相手へのプレイを急かすべきだった。
結果としてここを勝ちきれなかった自分が言うのは筋違いかも知れないが、相手が除去ばかりで殴り値の低い黒単にシフトチェンジしたのは、残り時間の少なさから言って明らかに間違いだろうと思う。GP初日での序盤中盤における引き分けは負けに等しいので、残り時間との相談で決着の付く見込みの薄いコントロールにシフトしたのは悪手であると思うし、その時にそもそも相手が残り時間を確認する素振も無ければそれ以降にプレイを急いだ痕跡も無かった。
引き分けは負けを意味するという事実は全てのプレイヤーが共有している当たり前の前提だ、という自分自身の勝手な思い込みによって誰もが利の無い結果を招いてしまった。
未来の結果をより良い物にするため、自分が通常出来る事以上のケアが必要だと思い知った一戦だった。
チームは1-0-1。

3回戦 白赤 P××
メインはマリガン後、マナフラに陥る。こちらの生物は除去され、相手は生物2体にそれぞれ絆魂付いて負け。
サイドは3マリでじっくり攻めるという選択肢が無く、相手が絆魂持って無いと願いながら攻め切るというのが最も現実的なプランだったが、残念な事に優雅にライフゲインされてプラン崩壊。チームは1-1-1。ピンチ。

4回戦 緑t青 P○×○
ようやくデッキが「まともに」回り出してメイン勝ち。
サイド1はダブマリマナスクリューで相手はナイレアの弓。勿論おもちゃにされる。
サイド2はお互い7枚KPして全てのリソースで勝ち。
「2敗したら観光?」とか相談していた未来が消滅して光が射して来た。2-1-1。

5回戦 白黒 P×○-
途中までアクロスの木馬が生物である事を失念しており、威嚇のブロックが1回ミスってそれが最後に影響して負け。
サイド1は生物のサイズで押して勝ち。
サイド2も生物のサイズで押していて、バウンス複数所持のため、あと2回の戦闘あれば終わる状態でチーム勝ち。3-1-1。

6回戦 緑青 D×○○
同系の相手がこちらの完全上位互換。
まずメインは相手が先手で2t《旅するサテュロス/Voyaging Satyr》、3t《タッサの使者/Thassa’s Emissary》→これを仕方なくバウンス、4t《高木の巨人/Arbor Colossus》?! 5t《タッサの使者/Thassa’s Emissary》を授与で2回殴られバウンスでGG。
サイド1で《反論/Gainsay》と《狩人狩り/Hunt the Hunter》を追加。すると3t《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》登場。5tには《ナイレアの弓/Bow of Nylea》までも出て来る始末。しかし先手のバウンスがそれらを機能させずテンポ勝ち。
サイド2はさらに《古代への衰退/Fade into Antiquity》と《無効/Annul》まで追加して備える。
相手の《菅草の蠍/Sedge Scorpion》が鬱陶しいが、これを無視しつつ《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad》をこちらの《菅草の蠍/Sedge Scorpion》+《狩人狩り/Hunt the Hunter》で処理し、《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad》は《無効/Annul》、《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》は《反論/Gainsay》で対処。しかし《ナイレアの弓/Bow of Nylea》までは対処不能だった。
こちらは《ネシアンの狩猟者/Nessian Courser》を《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad》で授与し、押す盤面を作る。相手はブロックを急いで《ネシアンのアスプ/Nessian Asp》を展開したがこれを2回バウンスする事でテンポを稼ぐ。《ネシアンのアスプ/Nessian Asp》でマナを使った為に弓でライフゲインをされなかった事が勝ちに繋がった。4-1-1。

7回戦 緑青 P○○
また同系。メインは《加護のサテュロス/Boon Satyr》で一瞬ビビらされるも、こちらの《地平線のキマイラ/Horizon Chimera》の方が強くて勝ち。
サイドは早い段階でライフレースを仕掛けて来たので、こちらもデッキ唯一のレア《加護のサテュロス/Boon Satyr》授与でシャクって《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple》でライフレースを拒否し、盤面作って行って勝ち。ちなみに《ナイレアの弓/Bow of Nylea》もちゃんとプレイされたけど、これは最速で割った。5-1-1。

8回戦 緑青 P×○○
またまた同系。メインは並べ合ってターンが帰って来たら《海神の復讐/Sea God’s Revenge》撃って勝ちとか思っていたら逆に相手に《海神の復讐/Sea God’s Revenge》撃たれて負け。
サイド1は1マリ後、お互い生物を並べた後に《ナイレアの弓/Bow of Nylea》登場。お前も持ってるのかー。しかしアスプ合戦を有利にしようと+1するからバウンスして勝ち。同系における《ナイレアの弓/Bow of Nylea》の正しい使い方は殆どの場合ライフゲインであろうに…。
サイド2は相手の《加護のサテュロス/Boon Satyr》が先行してダメージを与えて来るも、こちらは返しで《地平線のキマイラ/Horizon Chimera》で逆に有利。
しかし《地平の識者/Horizon Scholar》が行く手を阻むので、地上を展開しつつギリギリまで待ってから《海神の復讐/Sea God’s Revenge》で一旦リセット。
追加の生物を並べながら《航海の終わり/Voyage’s End》と《捕海/Griptide》で《地平の識者/Horizon Scholar》を都合3回戻してテンポ勝ち。6-1-1。

9回戦 緑青 D×○-
最後も同系か…
メインから颯爽登場の《ナイレアの弓/Bow of Nylea》。もはやテンプレートである。流石に毎回弓を割れるはずも無く、負け。
サイド1は生物とバウンスを組み合わせて終始押して勝ち。弓が出たけど間に合わせないテンポが出来て素晴らしかった。
サイド2は相手が先手マリガン後、マナスクリュー。こっちはマナが順調かつ3~6tまでの動きが綺麗な展望!勝利は目前、やったぜ2日目!
…と思ったら横でkbrとカズが負けてしまって終了。6-2-1でぼくらのじーぴーきょうとはおわってしまった。

反省
自分の役目はプールから組まれるデッキの中ではあと1勝を期待される立ち位置だっただけに、立ち上がりの3戦目のもたつきが最後まで影響してしまった事が残念でならない。
しかもこのもたつきは2R2Gを除いてプレイスキルがどうこうとかでは無く、単純にマリガンを強いられるハンドと展開を許さないドローが続いたため起こった事で、誰がプレイしても回避不可能な結果であっただろうが、それだけに2R2Gの自分側の立ち振る舞いは3Gを見越して全ての判断を早期にすべきだった。
今後は2Gの途中からそのような「流れ」を敏感に察知して行きたい。


日曜。
朝からSSSスタンに出る。
デッキは黒単t緑のコントロール。
赤単、コロッサルグルールに勝って2-0からの2-2drop。
負けたエスパー戦ではサイド1・2共にハンデス8枚なのに終始ゼロ。盤面押され負け確定でようやく1枚引く有様。あれ以上マリガンも出来ないし、止む無し。
2敗目のナヤコンはメインの軍勢の結集が本当に無理。でもハンデスできっちり落としたけど、こっちのライブラリー半分堀ってもクロックが引けなくて2枚目の軍勢で憤死。
サイド1は綺麗にハンデス決まって取り返したけど、サイド2は初手3枚の土地から7tまで4枚目を引けず、今引きペスに蹂躙されて死亡。
優勝したkbr改めモーギスはおめでとう!KKKと頑張って来て!


月曜
京都駅のコインロッカーに荷物を預けてカズの提案で銀閣寺へ。
信心と言う名のお札(500円)を買わされて入場すると、紅葉と枯山水庭園があり、その見事な庭師の仕事ぶりを鑑賞するのに500円は安いなと思った。
銀閣寺から出て茶屋で団子をつまんでいると雨が降って来た。
即傘を買った私とkbrに対し、食い物は買っても傘は買わないポリシーのカズだったが、哲学の道を歩き終えて永観堂のもみじを眺める頃には流石の雨量に傘を買うハメになった。私とkbrは「そんなに濡れるなら最初から傘を買えばよかったのに…」と思っていた。
今年の永観堂のもみじは何年も通う紅葉狩り通によればイマイチとの評であったが、初めて見る私の目には鮮やかで赤と黄が眩しく、それは雨模様であっても非常に美しく見えた。…人混みが無ければ。
夕方の便で帰札するために関西空港に向かうと、新千歳では暴風雨のせいで便は欠航になってしまった。
仕方なく空港近くで安く泊まれる宿を探し、2名を案内して夜を明かす。
宿ではkbrが早速PCを起動し、MOドラフトを始めた。
その途中でkbr先生の「ニコ生では聞けない話」が秀逸過ぎて、カズとゲラゲラ笑って夜は更けて行った。


GPを終えて。
自分の腕だけではリミテッドGPで6勝も出来るわけ無いので、彼ら2人と組めた事を本当に感謝している。
このGPは開催前にBYE消滅の判断が下され、彼ら2名がリミテ弱者の私と組むメリットはほぼ無かったはずなのに、解消せずに最後まで付き合ってくれて本当にありがとう。
微力だけれど移動や宿の手配など、ゲーム外の事では彼らの負担が極力小さくなるように頑張ったつもり。
チームの中で貢献する形は人それぞれだけど、またこんな機会があったら拾ってもらえるよう精進します。

写真1:銀閣寺の枯山水庭園。これにダイブしたいと思ったのは私だけはないハズ。
写真2:銀閣寺から出てすぐのみたらし団子屋。銀閣寺では小さな丘に登るので帰りは小腹が空く。こんな場所で良い匂いさせやがって!ずるい。
写真3:竜安寺のもみじ。たしかに全てが紅くなっているわけでなく、緑のも多々あったが、やはりこれは美しいと思うよ。晴れだともっと良いね。この美しい景観は落ち葉掃除や岩苔のメンテナンスがあってこそだと思い知った。尚、これらの美しい自然や植物の中で一番醜いのはカメラをカシャカシャやってる我々観光客であり、その姿を俯瞰すると本当に滑稽である。撮るのにとにかく忙しくて、肝心の風景を現場で楽しめていない人が多そうだった。

コメント

海老
2013年11月27日11:32

試合前とかゲーム中に聞く奴は屑。紳士は試合が終わった後、足止めしつつニタニタ笑いながら聞く。

俗
2013年11月27日13:48

いや、紳士という名の屑だろそれ。
俗

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索