My MTG Great Journey GPメルボルン その5
My MTG Great Journey GPメルボルン その5
My MTG Great Journey GPメルボルン その5
月曜日。

朝から自然公園やワイナリーツアーの完全観光日。

森では野鳥がギャーギャー超うるさい。あと、鳥の羽の骨格がちょっと違う。太くて短いというか、四角い感じ。
野鳥の頭の後ろにある、菊の花びらみたいな黄色いやつをもぎ取りたいと思ったやつは私だけではないだろう。取ったらなんかスッキリしそう。
その後はワイナリーツアーか、木曜とは別の動物園ツアーに別れた。
先日オーストラリアの家畜化した動物に失望した私は、迷わずワイナリーツアーに参加した。

甘い琥珀色のトロトロした酒を作る蔵、美人が仕込むうまい白の蔵、世界のあちこちでシャンパンと同じものを作る蔵を見学した。
日本の古い酒蔵は女人禁制という感覚があったので、女性が仕込む酒というのは自分だけの新異文化感覚だった。
発泡ワイン(シャンパン)のコルク栓を抜く時に、どうしてあんなに噴出させて無駄にするのだろうと思った事がある。ぼたぼたこぼしてキレイに見えないし、日本酒の感覚だと勿体無いとすら感じるのだ。
しかし、発泡ワインは製造の最後に砂糖とイースト菌を加え、栓をして逆さまに熟成させる工程がある。その後、瓶の入り口に溜まった砂糖とイースト菌のカスごと噴出させ、美味しい部分だけ飲むというわけだ。なるほど斜め逆さまに保存しているのはそのためだったのか。

昼食時に初めてクレカが使えなくなってて焦る。
仕方ないから別のカードを出したけど、使えないカードを映画「アイデンティティ・シーフ」みたいに目の前で真っ二つにされるかと思ってヒヤヒヤした。
帰国してクレカ会社に問い合わせても何も問題がなかった。限度額でもない。一体何だったんだろう?

宿に戻り、帰りの荷まとめをしていると、新しいデュークという青年が入って来た。18歳だ。
南東のパースという街から大学入学のため、この街に来たという。
アパートの引っ越し日までの5日間をここで暮らすそうだが、メルボルンは物価が高いと嘆いていた。
若い子らしく矢継ぎ早に色々質問され、答えに窮する。特に同室の女性につて根掘り葉掘りだ。滾っている。
オーストラリア風の、上京したばかりの田舎の青年らしい一般的な風貌というものを確認した。この彼もすぐにメルボルンっ子らしく垢抜けるんだろうなぁ。
この彼には親切心でコインランドリーやスーパーマーケット、移動方法なども教えてあげた。

この夜から2日かけて一旦帰国。またLCCTでダルいトランジットが待っている。
LCCTにも、もうちょい美味しい食べものを置いて欲しい。

GPメルボルンの全てに写真追加。

画像:鳥。餌を出してしばらく時間が経つと、警戒と飛行が失われ地上に降り立つ。毎日餌で飼い慣らされているはずなのに、野生の何かを保持している。カンガルーやライオンにも見習ってもらいたい。
画像:鉄道体験。石炭は黒いダイアとも呼ばれた。山積みの石炭は朝陽を浴びてキラキラと輝いていた。なるほど。
画像:チリのより遥かに背が高いぶどう。3箇所のワイナリーに行った。見た目はフランス資本のシャンパンワイナリー・シャンドンが綺麗で楽しめる。だが一番美味かったのはボロくてこじんまりしたDominique PortetのFONTAINI・yarra valley・sauvignon blank2013という白だった。上質な純米酒のような飲み易さ、スッと飲めてクドくない余韻が上品だ。やはり酒蔵の客をもてなす佇まいと、作る酒の味には関係がなかった。

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