GP台北 遠征記事
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7月23日 水曜日 台風・曇り・小雨

移動日。
札幌~関空~台北をPeach航空で往復して約6万円。
関空では手荷物の重量制限取り締まりが強化されていた。
Peachの国内・国際線を問わず全員に重量計測を実施していて、10㎏を少しでも超えようものなら有料手荷物として搭乗拒否を盾に追加支払いを求めていた。
自分もこれに引っかかったクチで、重量オーバーのため3回も計測をし直さなければならなかった。
具体的にはクソ暑い中、下着を4枚も着込んだり、パーカーを羽織ったり、シークレットブーツ並みの高さになるような靴下の重ね履きに取り組んだ。
その結果、なんとか重量チェックはパス出来たものの、関空での重量検査は非常に厳しくなったと思うので、追加手荷物料金の発生を考えると、LCC最大の魅力である安さはそれほどでも無くなっているように感じた。
それならば、これまでの経験で5㎏くらいまでなら手荷物重量過多も多めに見てくれることもあるJALなどの方が、席の広さや緊急時の振替便対応など総合的に見て良いのかも知れない。
どちらにせよ、これからPeachを使う場合は手荷物の重量まで非常に神経質になる必要がある。

夕方に台湾の桃園国際空港に到着すると、なにやらピリピリした空気が漂っている。
イミグレを通過すると、到着を待っていた出迎えの数人が涙を流して待っていた。
その理由は台北駅まで行く高速バスのテレビで知ったのだが、トランスアジア航空の飛行機が47名の死者を出す墜落事故を起こしていたのだった。
台風の影響らしく、墜落した空港こそ違うものの、事故の時間も私が到着した便からさほど離れていない。
後で聞いた話だが、夏の台湾上空の気流は温暖な気候に反して意外に荒いらしく、台湾離発着の経験の浅いパイロットによる着陸は相当揺れて危ないらしい。
空港を出る前にATMで台湾ドルを引き出し、タイワンモバイルでSIMカードを買った。SIMカードは7日間データ通信し放題で1600円くらい。窓口は混んでいたが、非常に安いし便利なので文句は言えない。

それから日も暮れた台北駅に到着し、駅ビルの2階にフードコートがあったので、適当な刀削麺とお野菜たっぷり蒸し餃子を食べた。
味は非常にあっさりしていて、続けて食べても飽きが来ない感じだ。黒酢で食べる春雨入りの野菜蒸し餃子も美味い。
早くも台北の食事に期待が持てるスタートとなった。

台北駅からはタクシーでホテルまで向かう。
台湾のタクシーは日本と比べ非常に安い。初乗り200円くらいで4~5分乗れる。
ホテルに着くと受付のおばちゃんに部屋まで通して貰ったが、受付カウンターのすぐ隣の部屋なのでロビーの話し声がうるさい。
さらに部屋のエアコンとテレビを付けてもらったが、テレビからいきなりAVが流れ出して苦笑いだった。
そう、ここはどうやらいわゆる連れ込み宿、ラブホの類のようだった。なんてこった。

気落ちしていても仕方ない。
とりあえず台湾の友人である翁さん(通称:まことさん)に連絡を取り、彼らが夜遅くまでシールドの練習をしているというお店に向かった。
お店は台北駅の北側にあり、雑居ビルの3階で、午後11時を過ぎた到着時刻ではほぼ全てのお店の明りが落ちていて、暗闇が非常に恐ろしかった。
2つほど登るビルを間違え、ようやく台湾の友人らに再会し、ここが王明智さん(通称:ジャイアン)の店だと知る。
明け方までシールドの練習をし、解散した。

画像1:高速バス内で知った墜落事故。何度も爆発のシーンが繰り返し流れていた。
画像2:牛の胃袋(ハチノス)、筋煮込み、茹で赤身肉が乗った刀削麺。あっさり美味い。
画像3:刻んだお野菜たっぷりのヘルシー蒸し餃子。黒酢で捗る。

コメント

18duress
2014年8月2日2:16

この時間に俗さんの日記を見ると、非常に腹が減ります。

俗
2014年8月2日17:29

飯テロ投下を心掛けます。
台湾は美味かった…。
俗

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