GP台北 からの香港旅行
GP台北 からの香港旅行
GP台北 からの香港旅行
7月29~8月1日 晴れ・晴れ・晴れ

今回はMTG関係ないです。

GP台北から香港に飛ぶ。
距離的には日本から離れているので、台北からの帰り道に寄り道…という航路ではものの、五月女さんがせっかくチリから日本に来ているので、アジア観光を楽しもうと2泊3日の香港観光も付けた。
週末時点での天気予報では雨の香港だったが、いざ着いてみるとずっと晴れ。ひどい湿気ではあるもののとにかく晴れだった。
さっそくA21路線のバスに乗り、尖沙咀を目指す。
今回泊まったホテルは香港粤海酒店というホテルで、重慶大厦の安ホテルではない。
重慶大厦のホテルはごみごみとした香港らしさを体感したいなら泊まってみても良いけれど、いくつもの欠点があるので一生に一度の体験で良いと思う。
その一つがエレベーターが混み過ぎで、部屋と1Fの移動に片道20分とかザラにあるという点。
香港粤海酒店はビル1つ全てとなっており、エレベーターで2分以上待つなんて事は無い。
ツインの部屋で1人あたり1泊6000円弱なので、重慶大厦のトコジラミ付き安ホテルよりはずっといいと思う。

台湾は臭豆腐が臭かったが、香港は下水が臭い。
台湾の道端にはゴミが落ちていなかったが、香港の道端はゴミだらけで一応それらを掃除する職員はいるものの、尖沙咀の街に染み付いた悪臭は改善される事は無いだろう。もっともその臭いこそが香港らしいと言えない事も無い。
今回の香港では前回(GP香港2013 http://zokuzoku.diarynote.jp/201310180224263731/)で行けなかった様々な観光スポットに行くつもりだ。
まず定番の女人街、廣華街で買い物をした。
海外に行く時に使うキャリーバッグやバックパック、その他の鞄全般に関しては日本で買うより香港や台湾で買った方が安い。
小型のキャリーバッグは今回の旅の前に壊れてしまったため日本のドンキホーテで購入したが、ポーランドで買った観光用の肩掛け鞄と18年使ったTHE NORTH FACEのショルダーバッグがボロくなって来たのでここで新しい物を購入した。
パチ物なのか本物なのか、新古品なのか、それとも正規品のタグ付け前の流出流通なのかはサッパリわからない。けれど見た目が頑丈で、もし早期に壊れてしまっても全然惜しくない値段で買えたので幸せだ。子供の頃に買ったTHE NORTH FACEと同じく18年も持つとは思わないけれど、長年使えたら非常に良い買い物になると思う。
もちろんこの女人街では様々な露店で鞄を売っている為、他店と比べて交渉して安くする。
またiPhoneやiPadのアクセサリーが豊富なので延長充電コードやキーボードなども安く購入出来た。

アベニュー・オブ・スターズではお馴染みのブルース・リー銅像の前で写真を撮り、ここではジェット・リーやジャッキー・チェン、マギー・チャンの手形を見る事が出来る。何故かジャッキー・チェンの手形だけ2つあった。
前にも行った映月楼ではおしゃれな香港料理と点心を堪能した。

港島へ渡ると林奇苑茶行でお茶を買い、そのまま徒歩で文武廟へ。
文武廟への急激な坂は暑さと相まって非常に苦しい行軍となった。到着すると蚊取り線香の大きいようなお香に圧倒される。人間1人くらいの円錐大のお香が天上から幾つも吊り下げられているのだ。
台湾の龍山寺のように地元の参拝客はそれほど多くないようだったが、廟内の荘厳な雰囲気は圧倒されるものがあった。

次に我々はヴィクトリア・ピークと香港杜莎夫人蝋像館に行こうとタクシーを走らせた。
ヴィクトリアピークに行くには床が全面ガラス張りのロープウェーで香港杜莎夫人蝋像館へ向かう必要がある。
しかしバカンスシーズンど真ん中というこの時期は多くの家族連れでロープウェーは2時間待ちと言われた。
仕方なくこの日はそのままホテルに戻り、日を改めて早い時間に挑戦しようと言う事なったのだが、あくる日も少々の行列だったので今度はそのままタクシーで蝋像館まで登ってもらう事にした。
皆頂上のヴィクトリア・ピークに行くものだとばかり思っていたら、蝋像館のチケット購入待ちが1時間を超えていた。
これではゆっくり鑑賞する事も出来ないだろうと、風景鑑賞もそこそこにそそくさと下山して蓮香楼という地元の点心屋で食事を摂った。

蓮香楼はワゴン式点心で、ワゴンの所まで点心を取りに行き、マークシートにスタンプを押してもらう。このスタンプがお会計額になる仕組みである。ホテル点心の映月楼とは対極の超庶民食って感じの店だ。
食事の時間を少しはずして行ったはずなのに、店内は今日も満席で、やはり相席必須となった。
漢字ばかりで3割くらいしか理解出来ないメニューと格闘する我々を、相席した中国人の女の子が色々教えてくれた。小学生高学年くらいなのに英語が上手だった。
香港では海老雲吞麺や海老の卵が蒸し麺にかかった蝦子力生麺が美味しいのでいつも食べてしまう。

一つ失敗した話がある。
観光で疲れた体を癒そうとホテル近くのマッサージ店に入った。
背中のオイルマッサージと足裏のマッサージを30分づつ頼み、料金が200香港ドル(約2700円)なのを確認して支払う。
領収書を下さいと言うと後でねと言われ、施術台にうつ伏せになって待った。
50歳くらいのおばちゃん施術師が背中や太もも裏のマッサージを行い、「香港は初めてか?」「マッサージの具合はどうだ?」などのお決まりの会話の後、チップをくれと言い出す。
多少ならと思い、どれくらいかと聞いてみると(300香港ドル=約4000円)欲しいと言い出した。有り得ない。
足裏マッサージの後に20~30香港ドルをチップで渡すのは良くある話だが、そんな額が要求される事は初めてだ。完全にボッタクリである。
オイルでスペシャルマッサージ(エロマッサージ)をするから、と言われるものの、それに興味は無いし、チップはそんなに出せない、止めてくれと言うと「さっきの200香港ドルは夜に来るオーナーの懐に全部入る。私も稼がないと家族が苦しい」などと言って来る。
この時マッサージ開始からおよそ15分。
らちが明かないと思い背中のオイルをタオルで拭いて服を着る。
そして終わり終わり、もう帰るからと言ってドアノブを引くと、絶対に返すものかと扉を蹴飛ばして私をドアに挟んで来た。
流石に頭に来て私が「Finish!」と怒鳴ると、警察を呼ぶぞ!と叫んで来る。
こうなるともう大人しくは済まない。
ドアを突き返し、警察呼べよ!と言い返しながら店を後にした。
施術は時間通りに行われなかったものの、料金は前払いしておいたので、一応無銭利用にはあたらないはず。
香港でマッサージを受ける際には、健全なお店である事を確認した上で入店するのが良いという教訓。
他には2店のマッサージに行ったけど、こんなトラブルにはならなかった。


香港では行きたかった観光地もあらかた行けたし、蝋像館は残念だったけど、買い物関係は充実していたので良い香港旅行となった。
実はMTGが関係していない海外旅行はこの香港滞在が初だったように思う。
マジックを意識しない海外旅行も、これはこれで楽しい。


画像1:生のライチ。これで600円弱。冷凍していない生のライチはとっても美味い。
画像2:香港島の夜景。暑くて臭いけど、綺麗。
画像3:蓮香楼のワゴン式点心。肉まんと春巻き。

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