GPサンティアゴ2014 移動から到着
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チリ・アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港に到着すると、一年前より検疫が厳しくなっていた。
鞄を開けられ「これはなんだ?」の連続に答えて疲労する。
カルパスやビーフジャーキーはダメなのに、鮭とばや氷下魚の燻製など魚の干物は禁止されていない。
入国シートのダメな項目に「魚」は無かったはずなのに、職員たちが氷下魚を囲んで眺めている。
結局パッキングされた製品なので持ち込みOKとなった。
ちなみに鞄を開けている時異臭がして、隣のフランス人のお母さんはこっそり持ち込んだチーズを、少し離れた韓国人はキムチを没収されていた。

イミグレの女性職員にはとっても美人さんが多い。
けれどめっちゃくちゃ性格はキツそうで、まるでゴミを履くような接し方をされた。ある意味ご褒美とも言えなくも無いが…
まぁ入国検査官から見ると、観光客は流れて来るジャガイモをライン作業で洗うみたいなもんなんだろうな。
去年もそう思ったけど、今年もそうであった。

僅かに両替し、SIMカードを買って、ホテルまでは乗合いタクシーで行こうと思ったが、乗合いタクシーの単語を忘れて専用タクシーで行くハメになってしまった。
チップ込みでUS30$だったけど、乗合いタクシーなら半分ぐらいだったと思う。

サンティアゴ市内に入ると、ピーナッツに焦げ溶けた砂糖を絡めた香ばしい匂いが漂ってくる。
この露店の甘い匂いがサンティアゴに来たな〜って実感する街の匂いだ。
残念ながら今は減量中なので食べないけれど、チリに来るならぜひ食べよう。
道端で熱々のやつを2つ買い、片方は温かいうちに豊かな風味を、もう片方は冷ましてカリッとした食感が楽しめる。

Hotel Nipponに到着すると五月女さんと挨拶し、彼のお母さんにもお土産を渡す。
これから食事はずっと、ホテル向かいの「レストランJAPON」で和食ばっかり食べる事になる。
チリの外食の一般的な味付けは「揚げ物、大量の塩と砂糖」が基本だから、私はあまり好きでは無い。
レストランJAPONで私が刺身定食を食べている時も、カウンター隣のチリ人たちは、皿にたっぷりと100mlは醤油を注いで、ホタルイカの沖漬けかと思うほど握り全体に醤油を吸わせて食べている。
以前味覚について話した時に「チリ人の味覚はまだ発達していない」と言われたのを思い出した。

午後からは街の両替商で両替をして、服を買いに行った。
物価の中で衣類はけっこう安い部類に入る。
ここでは服を気軽にプレゼントする習慣があるようで、レシートと確認書を添えて贈る。
袖を通してサイズが違ったとしてもお店でサイズ交換ができる仕組みだ。
例えば女性に服を贈る時、サイズを確認しなくても安心して贈ることができる。
一点ものでない限り、お店は在庫を多く持つので、替え損なう事は稀であるという。
これは良いシステムだなぁと思いながら色々探す。
こちらは春なので春物ばかりが並んでいるが、見ていて楽しい。
中には縫製のタグ付けが間違っているのもあって、XLのタグが縫われているのに実際はXSだったりと、標示はガバガバである。試着は必須だ。

去年の日記でチリはホモが少ないとか書いたけど、ありゃ嘘だった。
自分がたまたまホモの少ない地域を歩いていただけで、実際には南米のホモはチリに集まるとか何とか。

スーパーで炭酸水を買って戻ると、辺りは暗くなりかけている。
マグロの幽庵焼きとサーモンハラスの煮付けで美味しく晩御飯を食べた。


写真1:ホテルの部屋。とても清潔で快適。
写真2:スーペルメルカト。スーパーのこと。
写真3:昼御飯。美味しい。

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