GP上海2015 その2
2015年5月21日 MTG海外遠征 コメント (1)
5月14日(木) 曇り
昼ごろに汗だくの起床。やはり南部は熱い。
せっかくシャワーを浴びて部屋を出たのに、外を歩くとすぐに汗をかいてしまう。
今日は上海カードマスターに行って、バイヤー活動に勤しむ。
日本から持って行った物を買い取りに出すと、ようやくこれで宿代も払えるようになり、滞在費も事欠かなくなった。
現在1元=約20円。1年ほど前は1元=約12円だったので、今はと・て・も!日本円で元を買いたくないのだ。
中国の中で上海は特に物価が高いし、加えてその円安では、購買意欲はかなり削がれてしまった。
上海での物価も7か月前のGP上海2014時よりじわじわ上がってる感があるし、今回のGP会場の上のフロアでは国の大きな会議が行われるせいで会場周辺の宿はめちゃくちゃ高い値段設定だった。
現在の日本円は海外旅行には向かないよ!って話。
2012年頃はすごく良かったんだけどねぇ…。
上海カードマスターでは整体師のオギワラさんと、香港で会ったナカシマさんと会った。
途中、しつこくトレードを求めて来たシンガポール人との4人でぐちゃぐちゃと練習を行い、腹が減ったので夕食を食べに行った。
ここ上海では香港に比べてかなり土地が余っていそうに見えるのに、賃貸物件の家賃はべらぼうに高い。
人々の収入と比べるとどうやって生活しているんだろう?と思えるほどの高さだ。
そしてボロマンションのルームシェアですら出来ない「身分証の無い900万もの上海住人」の話を聞いた。
言葉は悪いが、彼らは失うものが無い犯罪者予備軍であり、失ったどころか得ていた事すら無いという闇を見た。
電車の切符すら制度上買えないらしく、住居、職業、移動の制限がある現実は形を変えた奴隷制度だろう。
最近の10年で上海はとても良くなったと言われたが、10年前はどれだけ世紀末状態だったのか、想像が難しい。
地元でもジンギスカン食うし羊肉は平気ですよと言うと、晩飯は羊肉料理になった。
太い竹串に羊肉を刺した「焼き鳥」ならぬ「焼き羊」。なかなかうまい。
きゅうりのニンニク漬け、きくらげの青唐辛子炒めの冷菜、なす、じゃがいも等をそれぞれに使った一品料理をオーダーし、青島っぽいビールで乾杯!
エビと細切り野菜の揚げ炒めに、ひき肉入り饅頭の点心まで食べて一人あたり100元2000円ほど。
とても満足だった。
アジアで食事をしていると、中国人は肉を骨ごと雑に切ってそのまま料理にぶちこんでしまう。
食べていると小骨や尖った骨が口の中に残り、日本の丁寧な下処理に慣れていると、とても不快な思いをする事が多い。
しかし上記のメニューを食べていると肉の骨に遭遇しなかったので「ここは良いレストランですね!しかも安い」とナカシマさんに言うと、「僕もそう思ったんですが、実は少し違うんですよ。最初は自分も部下を飯に連れていく度、骨無しの料理ばかり勧めていたんです。すると半年で彼らの怒りが爆発しました。骨付きの肉は本物の証として見なされます。食べづらい方がここでは高級品なんです」と教えて貰った。なるほど、文化が違うとそう捉えるのか。
これだけの人がいる大都会なのに、飲食店の多くは比較的早く店を閉めてしまう。
しっかりとした店では夜10時ごろまでに終わる所が多いようだ。
街が眠る前に宿へ戻ってデッキリストを書き、一日が終わった。
昼ごろに汗だくの起床。やはり南部は熱い。
せっかくシャワーを浴びて部屋を出たのに、外を歩くとすぐに汗をかいてしまう。
今日は上海カードマスターに行って、バイヤー活動に勤しむ。
日本から持って行った物を買い取りに出すと、ようやくこれで宿代も払えるようになり、滞在費も事欠かなくなった。
現在1元=約20円。1年ほど前は1元=約12円だったので、今はと・て・も!日本円で元を買いたくないのだ。
中国の中で上海は特に物価が高いし、加えてその円安では、購買意欲はかなり削がれてしまった。
上海での物価も7か月前のGP上海2014時よりじわじわ上がってる感があるし、今回のGP会場の上のフロアでは国の大きな会議が行われるせいで会場周辺の宿はめちゃくちゃ高い値段設定だった。
現在の日本円は海外旅行には向かないよ!って話。
2012年頃はすごく良かったんだけどねぇ…。
上海カードマスターでは整体師のオギワラさんと、香港で会ったナカシマさんと会った。
途中、しつこくトレードを求めて来たシンガポール人との4人でぐちゃぐちゃと練習を行い、腹が減ったので夕食を食べに行った。
ここ上海では香港に比べてかなり土地が余っていそうに見えるのに、賃貸物件の家賃はべらぼうに高い。
人々の収入と比べるとどうやって生活しているんだろう?と思えるほどの高さだ。
そしてボロマンションのルームシェアですら出来ない「身分証の無い900万もの上海住人」の話を聞いた。
言葉は悪いが、彼らは失うものが無い犯罪者予備軍であり、失ったどころか得ていた事すら無いという闇を見た。
電車の切符すら制度上買えないらしく、住居、職業、移動の制限がある現実は形を変えた奴隷制度だろう。
最近の10年で上海はとても良くなったと言われたが、10年前はどれだけ世紀末状態だったのか、想像が難しい。
地元でもジンギスカン食うし羊肉は平気ですよと言うと、晩飯は羊肉料理になった。
太い竹串に羊肉を刺した「焼き鳥」ならぬ「焼き羊」。なかなかうまい。
きゅうりのニンニク漬け、きくらげの青唐辛子炒めの冷菜、なす、じゃがいも等をそれぞれに使った一品料理をオーダーし、青島っぽいビールで乾杯!
エビと細切り野菜の揚げ炒めに、ひき肉入り饅頭の点心まで食べて一人あたり100元2000円ほど。
とても満足だった。
アジアで食事をしていると、中国人は肉を骨ごと雑に切ってそのまま料理にぶちこんでしまう。
食べていると小骨や尖った骨が口の中に残り、日本の丁寧な下処理に慣れていると、とても不快な思いをする事が多い。
しかし上記のメニューを食べていると肉の骨に遭遇しなかったので「ここは良いレストランですね!しかも安い」とナカシマさんに言うと、「僕もそう思ったんですが、実は少し違うんですよ。最初は自分も部下を飯に連れていく度、骨無しの料理ばかり勧めていたんです。すると半年で彼らの怒りが爆発しました。骨付きの肉は本物の証として見なされます。食べづらい方がここでは高級品なんです」と教えて貰った。なるほど、文化が違うとそう捉えるのか。
これだけの人がいる大都会なのに、飲食店の多くは比較的早く店を閉めてしまう。
しっかりとした店では夜10時ごろまでに終わる所が多いようだ。
街が眠る前に宿へ戻ってデッキリストを書き、一日が終わった。
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