GPブエノスアイレス 2015 その1
GPブエノスアイレス 2015 その1
GPブエノスアイレス 2015 その1
6月22日(月)晴れ 移動日

久しぶりの南米。
と思ったけど、去年の11月にも行っていたので半年ちょっとぶりくらいだった。
移動日はいつもそわそわする。
荷造りで忘れ物は無いか心配になるのはどれだけ旅を続けても変わらないからこれはもう性格なのだろう。
まぁパスポートと現金さえあれば後はきっと何とかなるし、極端な話では健康な体さえあればきっと何とでもなる。
今回の旅は現地のショップやチリのバイヤーと取引するため、許容重量限界まで荷物を積んだので非常に重い。
新千歳でさっさと荷物を預け、カタール航空のコードシェアで深夜に日本を発った。

およそ35時間かけて、羽田→ドーハ→サンパウロ→ブエノスアイレスという順で目的地に向かう。
カタール航空の機内食ではコーン人参グリンピースがグリル野菜と称して提供された。
クスクスのサラダには人参とひよこ豆が入っていて、人参&豆被りが起きている。このメニューを考えたやつは死ねばいいと思う。
仕方ないからコニャックをあおって寝ようと思い頼むと、コップに並々と注がれて持って来られた。いやいや、これはコーラみたいにがぶがぶ飲むものじゃねーから。しかもチェイサーは無しと来たもんだ。
晩御飯は直前の席で和食が品切れとなり、こちらも運が無かった。

サンパウロでは機内で待機し、そのままブエノスアイレスへ向かう。
清掃は客室乗務員と清掃パートが行っていたが、彼女らは我関せずといった態度で非常に雑に整えていく。
だいたい20分くらいで機内清掃を終えて、サンパウロからの受け入れを始めた。
近くの席のおっちゃんに「マスクわけてくれよ。いくら?」と言われたが親切でポイっとあげた。旅先では特に、親切がわが身を助けると信じている。
前の席では乗客が「何時にブエノスアイレスに着く?」と質問していて、スタッフは「おおよそ8時半くらいですね」と答えていた。
定刻は8:50なのだけれど、のんびりが定番の南米フライトで20分も早く着きますなんていうのは、あまりにちょっと盛り過ぎでしょと笑ってしまった。
それから出発までは、客室乗務員が乗客に向けてトイレの消臭剤みたいなものをスプレーして回っていた。
そのせいでみんなゲホゲホ言っていた。日本じゃ客に消臭スプレーぶっかけるなんてあり得ないから、文化が違ったとしてもこの航空会社は頭おかしいと思う。

火曜日の深夜にブエノスアイレスのエセイサ空港に到着した。
税関では持ち込み荷物が多すぎて課税対象と言われてしまい、事前に調べてあった情報よりも少ない免税範囲を適用されてしまった。
それはおかしい!と主張したところ、荷物の半分を空港に置いて入国するか納税してここを通るか選べと言われてしまう。
わらわらと寄ってくる職員たちが私の荷物を次々と雑に扱っていく。
いい加減我慢が出来なくなったので根負けし、納税するから通せと言った。
しかし言われるがままの額を払うのはあまりに痛い。
払うから割り引いてくれと言った所、270ドルがあっさり200ドルになった。
さらに支払をドル紙幣で支払おうとしたら、職員に「ここはクレカで払った方がお得だぞ。現金のドルは市中の闇両替で替えたほうがお得なんだ」と優しいだかキツいんだか分からない対応をされた。
おいおい、空港職員がそんなにガバガバでいいのかよ…
ともかく200ドルを国家に余分に巻き上げられて、入国を果たした。

写真1:ピンクの照明のカタール航空機内。なんかヘンな気分になる。
写真2:ドーハに降り立つと、砂漠の熱風がお出迎え。全身にドライヤーがかけられてるみたいだ。
写真3:子供の遊べるスペースがある、ドーハの空港。wifiもそこそこ飛んでる。

コメント

たまりゅん
2015年7月7日17:21

なんかいろいろ凄いですね…

俗
2015年7月7日23:57

たまりゅんさん
色々文句が多いように見えますが、多少の事では動じない胆力訓練みたいなものです。
不満があっても受け入れるしかない…みたいな。
俗

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