GPサンティアゴ~マドリードの旅 2015 その11
GPサンティアゴ~マドリードの旅 2015 その11
GPサンティアゴ~マドリードの旅 2015 その11
9月14日月曜
昼頃から起きて活動を開始する。
たちおさん達は洗濯のためランドリーに行っていた。
彼らが戻って来て、僕とM上君がシャワーを浴び、市内観光に向かう。
昼を過ぎてからの朝食という謎な行動を起こすべく、市中を散策すると、ジョニーさんがマドリッドでサクラダファミリア(バルセロナ)のポストカードが欲しいと言い出してお土産屋を回ることになった。
サッカーチームのユニフォームシャツを探したりしていると、食料品を売っているスーパーを見つけ、お土産は現地の食べ物が良いですよと推薦した。
たった1ユーロのワインがバグみたいに美味いので、喜々として買い貪る。
瓶詰、缶詰のつまみ系も少々重いが、当たりの確率が高いので購入する。

一旦ホテルに戻った後は、美術館に行くことになった。
歩いて行ける範囲の美術館が2件。その両方に行くことになった。
久しくこんなに歩いた事が無かったほど歩いた。
そしてプラド美術館の冊子は非常に
重かった。ペラペラのやつを想像していたら紙質もしっかりとした「本」というか「写真付き辞典」のようなものを渡された。
これを選んだたちおさんと私はウンウン唸りながら持ち歩くことになってしまった。

夕方からはゲルニカを保有するソフィア王妃芸術センターが無料で開放するとの事で、これも観に行く。
お目当てのゲルニカだけ撮影禁止で、そこには多くの観光客が群がり、一際明るかった。
サイズとしては本当にデカい。脳が駅前の巨大ポスター広告の類と認識してしまうので、人の手でこれを描いたと思うと驚嘆の一言に尽きる。

同行者との旅の最終日、彼らと楽しく過ごせてとても良かった。
たちおさん、ジョニーさん、M上さん、本当にありがとう。


9月15日火曜
一人になってお土産を買う日だった。
お土産用のキャリーバッグを買い、それから昨日見つけたスーパーでゆっくりとお土産を選ぶ。
缶詰などを手に取り、「このピクルス、どっちが酸っぱいの?」とか聞きながら買い物をする。
空港でのお土産品は「高い・まずい・イマイチ」の三拍子がそろいがちなので、こうして地元のスーパーとかで集めるのがいい。
特に調味料関係なんかは日本にあまり入ってこない物も多く、食卓を豊かにするのでそこそこ買い込んだ。

一人だったので宿はホステルに変えた。
同室のドイツ人の女性は美しく、彼女が窓を開けると陽が差し込み、大通りからはチェロ弾きの美しい音色が聴こえて来る。まるで映画のようだった。
街歩きを楽しんでくるわと言って出掛けた彼女だったが、あいにく街は午後から雨に降られてしまい、早々に宿へ帰るとふて寝している。

長かった旅もこれで終わりを迎える。
今回は酔っ払いに絡まれたり、荷物が無くなったり、ホテルが存在しなかったりと様々なアクシデントがあったが、過ぎてみるとそのどれもが良い思い出となった。
そしてこの旅でも多くの出会いがあり、その思い出は一生忘れる事のない宝物になる。
起きたら空港へ向かい、それから半日後には日本に着いているだろう。
久しぶりの日本食を想像したら涎が出て来る。何を食べるか思案しているこの時が好きだ。
故郷の事を思い出しながら瞼を閉じた。

コメント

たちお
2015年11月19日22:10

こちらこそ楽しい旅でした。南米のGPの日程がかみ合えばぜひに。
ありがとうございました。(特に宿(笑))

俗
2015年11月20日3:43

たちおさん
本当に有難うございました。
来年は南米1つ無くなっちゃいましたが、GPサンチアゴには行くつもりです。
俗

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