GPサンティアゴ 日曜
GPサンティアゴ 日曜
GPサンティアゴ 日曜
GP本戦2日目と書ける幸せ
いや、これで幸せとか言ってるようじゃ弱体化したなーと戒めないと。
ただ好不調の波があったとしても、好調の時にあと1~2勝出来るようになりたい。

2日目の結果は2-4の灰色証人。

10回戦 緑t赤信心 D×○○
11回戦 青単信心 P××
12回戦 赤単 P○○
13回戦 白単t赤ウィニー P×○×
14回戦 緑t赤信心 D×○×
15回戦 緑t赤信心 P××

一番キツい緑信心デッキと当たり過ぎ。
緑信心はベスト8に入って居ないのに!ベスト8の多くのデッキは緑信心に相性悪そうなのに!
会場を見渡すと緑信心はそこまで多く無い印象だったのに、何度も当たるペアリング運の無さ。
白単t赤ウィニーは、プロ赤スペルに赤除去とレコナーという、このデッキ最悪の相手。これは負けも止む無し。
それに加え今回の日曜日は青単に波使い3t連続とか、信心に先手3tガラクを3回とか、とにかく無理ゲーが多かった。
通算で半分以上は信心デッキと当たっているけれど、ペアリングは分布の割合通りとは言えないので、運だと思って諦める事にした。
最終順位もTOP64から漏れ、スタンのGPでは必ずマネーフィニッシュしてたのに連続記録が途絶えて寂しい。


GPは残念な結果に終わったけれど、夕食は五月女さんの友人たちが集まるホームパーティーに招待して頂いた。
もう一人の日本人、林さんのプール付き豪邸で炭焼きバーベキューに舌鼓であった。
その仲間のカルロスの彼女が「料理?まかせて!」って言って包丁握ったけれど、自分の指を2回も切って大騒ぎになった。
「最近は料理してないから…」って言うんだけど、指を伸ばしたまま野菜を押さえて包丁使えば、そりゃあ怪我するよ。
職業料理人の五月女さんが居て、さらに自分が下手くそなのに「私が私が!」って行く姿は日本の女性にはないアグロさを感じた。
ちなみにこのカルロスの彼女はわがままで自分勝手で嫉妬深いんだけど、見た目はかなりかわいい。
カルロスもカッコいいし、美男美女のカップルだ。そんな彼女に振り回されながら料理はのんびりと出来ていく。
食べ、飲み、マジックをし、すごーく楽しい夜だった。

チリではMTGやってる人は生活に余裕のある高給取りなので、女性にモテる。
カードゲームそのものがキモいとかいう概念は全く無く、むしろスペイン語圏で英語にも精通している人=インテリの認識である。
美女とデブオタクの組み合わせも珍しくなく、欠点を見るより美点を称える風潮はとても素晴らしい。
人間なんだから、ダメな所を探したら絶対出て来るよね。

チリの労働環境は緩やかな好景気が持続しているため非常に良い。サビ残なんて絶対無い。
日本と比べて違いに困る事はあるけれど、チリで仕事しながらマジックする生活は日本でのそれより凄く良いと感じる人もきっと多いだろう。
すぐに思いつく問題点は年数回の断水や水不足、大気汚染、MTGの単価が高い、食事の違い、チリ人との時間感覚の違い等だろうか。
それとチリは長く緩やかな好景気が持続しており、このままいくと昭和の日本のようにいつかバブルが訪れると思われる。チリを全く知らない日本人の感覚で言うと、現在ですらチリの物価は思っていたよりも高い。南米一物価が高く、南米一治安が良い。チリはそんな国であった。

写真1:肉やソーセージを焼くため炭に火をつける。安い炭なので火花が散りまくる。パイロマンサー!パイロマンサー!!とふざけて辺りに火花を散らしまくる30歳児たち。
写真2:はちみつ入りのビール。本当にハチミツの味がした。
写真3:カルロスの彼女とキッチン。食事とゲームは奥にある別のダイニングで深夜2時過ぎまで行った。全員明日は学校や仕事があるのに、なんてクレイジー!
4回戦 緑t赤信心 P○××
5回戦 エスパーコン D×○○
6回戦 赤単 P○○
7回戦 緑t青信心 D×○×
8回戦 黒単アグロ P○○
9回戦 青単信心 P×○○

3Byeからのー…負けスタート。
初日に2敗しちゃってもう後が無い感じ。
緑信心の2t森の女人像が越えられなくて辛い。
3tポルクラノスも辛いし、緑信心には結構どうしようもないと感じる。
勝つには1t2tとパワー2を並べ、女人像ブロックに対してバットリで殺す他無いと思う。それでも相手がテンパイ状態なら女人像のブロック無しで負けてしまう。
セレズニアには当たらなかったが、緑信心が思いのほか多かった。
GPサンティアゴ 金曜
GPサンティアゴ 金曜
南米特有の手際の悪さを実感しつつ、無駄に長い動線とあべこべな説明のスタッフに悩まされながら2度もレジストの列に並ぶ。
2度目の並びの時に突然後ろから日本語で声を掛けられて驚いた。
声の主は五月女さんと言う方で、チリ人と日本人のハーフである。
彼は日本で育っていたため、中身は完全に日本人である。
とても気さくな方で、このGP中はずっとスペイン語通訳してくれて大助かりだった。

ところでチリで行われるグランプリはこれは初めてのようで、会場選びは非常に狭くて完全にミスだと思う。
またベンダーも独占的でTrol and Todeは左団扇の殿様商売状態であった。
スタンダードの使われそうなレアは軒並み売り切れ、買い取りの列は長蛇でまさに入れ食い状態。
久しくこんなに景気の良い売れ方は見た事が無かった。

スタッフのトローい受付が終わると、サイドイベントも始まる時間が遅く、LCGPTの2回戦が終わった所でFoiled Againが始まった。
本戦のエントリー料は少し高いものの、Foiled AgainプライズはUS10ドルとしてはかなり豪華。
チリではMTGのパック流通が独占されており、中間マージンが非常に高く、スペイン語は1パックUS6ドルもする。
Foiled Againではその高いパックが参加賞として3つ配られ、さらに1回勝つごとに3パックとFNMプロモが1枚づつ配られる。
まさに大盤振る舞いなイベントであった。
だが事故事故に悩まされ、結局は2-2-1という残念な成績でFoiled Againは終了した。
スタンのサイドイベントにはセレズニアが多く、バイヤーブースでは思考囲いを求める声が大きい。明日はセレズニアを食う黒単やエスパーなどのコントロールが躍進するだろうと読んで本戦は赤単t白で出る事にした。

写真1:ホテルの地下へ向かう登録の列。動線を考えない能率の悪さが目につく。さらにカード決済の機械が壊れ、カードで払おうとしていた人は何時間も待つか、マジックのカードを手放して現金を手に入れてそれで払うかを迫られた。
持ってて良かった現地通貨。
写真2:会場は人数のわりに狭い。絶対会場選びミスってる。ちなみに早くも鞄の置き引きがありましたとアナウンスがあった。
サンティアゴ観光2日目
サンティアゴ観光2日目
サンティアゴ観光2日目
ああなんてこった!
ホテルにランドリーサービスが無いのは知っていた。
11月1日が宗教上の国民的祝日だっていうのも知っていた。
けれど10月31日が祝日だなんて知らなかったよー。
何その「前夜祭もお祭りだから!」みたいなノリ。ちゃんと働いてくれよー。

当然ランドリーは休みで、それどころか殆どのサービス業が休みか畜生。
行こうと思ってた有名な国立図書館も博物館たちも軒並みお休み。
仕方なく自分で洗濯して、受付のお姉さんに従業員居住区の物干し場所を間借りする事になった。
その物干しの帰り、昨日の女児とすれ違った。
彼女はハンター×ハンターのスペイン語字幕をようつべで見ていて、表情は真剣そのもの。
横から「これ知ってるよ。日本のアニメだね。ゴンとルキアどっちが好き?」って片言のスペイン語で聞いたら、驚きながら「ゴン!」だってさ。
アニメで幼女に話しかけたら日本だとちょっと署まで…ってなるけどここはチリ!大丈夫!変な事してないし!

午後から観光。
今日は教会関係を中心に見に行く。
サンフランシスコ教会とカテドラル(大聖堂)の2か所を見た。
前者はリベルタドール通り(?)という大きな通りに面しており非常にうるさいのだが、教会に入ると突然静寂が訪れる。
後者はランク的に高い教会のようで、ありがたい説教とパイプオルガンと歌が流れる。ここに礼拝するためだけに来ましたって人も多く、涙を流しながら説法を聞き入っている姿を見ると「ああ、まだ世界には宗教の力が生き残っているんだ…」という何とも言えない気持ちになった。
昼は昨日の市場リベンジ。
もう行かないって言ったけど、やっぱりおすすめの店がもう一つみたいだからそこを味わっておく。
El Galeonという、世界複数の国に支店を出しているレストランに行った。
味は昨日のに比べたら段違いに良いが、お値段はちょっと高い。
そしてやはり貝類は美味しくなく、ホタテ・牡蠣・ムール貝とどれも満足は行かなかった。
イカや魚は美味かった。
ビール飲んだけど、やっぱりこの国ではワインが良いよ。
今日は休日のはずなのに、肉市場では人で溢れていた。
イチゴ1キロ200円!バナナも1キロ200円!→一本だけ売って下さい→ダメだよ→じゃあ1/2キロで!→ダメダメ→でも小銭がこれしかないんだよー→仕方ないなー→よっしゃ!てな具合でイチゴとバナナを少し購入。
バナナをムシャムシャ食べて食後の腹ごなしで森林公園を歩くが、脇を走る車がうるさすぎてせっかくの落ち着きが台無し。
それと街の至る所で犬が放し飼いにされている。警察の猟犬、飼い犬、野良犬…全部手綱無し。
犬は非常に賢く、人を襲うと殺されるのが分かっているからなのか、人に対しては吠えたり噛み付いたりしているのを見た事が無い。
しかし狂犬病の予防接種を受けていないので、犬からは出来る限り遠ざかって歩く。
最後に泥棒市場みたいな場所を見る。
アンデス先住民みたいな人達が民族衣装やラピスラズリの工芸品を売っていた。
旅先では美しく見えるけれど、日本に持って帰ったら邪魔になるし、お土産としてもあまり喜ばれないな…これ。
そういうわけでチリのお土産は無し。
果物は豊富だけど、日本には持って帰れないからね。

追記:地震で部屋が揺れた。
めっちゃ焦ってロビーに行ったら誰一人危険だと思ってない。
チリは地震大国だからみんな慣れっこなのか?
昨夜もチリ近郊の沖合でM6.5くらいの地震起きてるんだが、津波じゃなければどうでもいいやって感じで、焦る自分が異端視されている。
建築物に耐震構造とかあるように見えないから焦るんだけど、仕方ないのかな。

写真1:大霊堂(カテドラル)の中央部分。このずっと先に偉い牧師っぽい人が居て、パイプオルガンと歌う人がいる。
写真2:中央市場の隣の大きな精肉店。肉の量り売りで、紙を受け取って会計の列に並ぶ。なんて非効率なんだ。
写真3:オウムのくちばしのような赤い肉厚の花を付ける木。最初は果実かと思いきや花であることが判明。地面にはその花がボロボロと零れ落ちていた。
サンティアゴ観光
サンティアゴ観光
サンティアゴ観光
眠い目を我慢しながら午後から6時間くらいかけてゆっくりと旧市街の方を探索。

有名なモネダ宮殿(大統領府)やその周囲は改装工事中で、強力なバリケードが貼ってあった。表からはあんまり見られなくて残念。
しかしモネダ宮殿の裏側には警察がぎっちりと囲んでおり、中には馬に乗って銃を携帯しているカウボーイ的な騎兵や、猟犬を専門に扱う獣使い的な警察官も居た。
宮殿付近にはマスコミとちょっとした左翼的な平和活動家が居たが、テロやクーデターはよほどの事が無い限りここで起こそうとは思わないだろう。狙撃されるのは一瞬だから恐怖感が薄いけど、猟犬に追われて噛み付かれたり馬に踏まれたりするっていうのは痛みの想像が本能に直接訴えかけて来る。
そして大統領府というだけあって、裏側の広場にはチリ共和国の大きな国旗が10旗以上も掲揚されており、さらに正面側にはこれまで見た事も無いサイズの国旗が1旗揚がっていた。
日本でやったら左翼が腰を抜かすだろうし日教組ならおしっこ漏らす勢いの国旗掲揚で、警察官はもちろん一般市民も見事な旗のたなびきを満足げに見つめるのだった。
ちなみに今日は平日であり、記念日でも何でもないのである。記念日になったらどうなっちゃうんだこの国は。

他には大聖堂やサンタルシアの丘に行ってみたが、どちらもベンチには恋人達が陣取ってチュッチュしまくりでした。お、お前ら良くそれで寸止め我慢出来るな…。
宗教柄か、スペイン語圏はホモが少ない。狂ってるって言葉がホモって言葉と同義だから仕方ないね。
100組以上のカップル見た結果、ホモ1組レズ1組。同性愛少ない。

昼は中央市場に行ってホタテの冷製スープと生牡蠣を頼んだら、これが両方激マズ。ホタテはプリっとしてないし、生臭い。牡蠣は身が小さく、うま味も感じない。これを舌に合わないという表現も出来るが、生で食べるならば海産物にうるさい日本人は満足しないだろう。
逆に火を通して食べる料理はそこそこイケる。タラのフライは普通に満足出来る出来栄えだった。
しかし中央市場ではもう食べないだろう。

明日は起きて元気があったら新市街の方も探索してみようかと思う。
もし疲れがあったら明後日のために一日デッキを考える日にする予定。

写真1:乗馬してパトロールする警察。馬糞そのままにするのやめて。
写真2:大統領府の裏側。マスコミと学生左翼っぽいのと、掲揚されまくるチリ国旗。
写真3:サンタルシアの丘にある移動式砲台。この丘にはいくつもの砲台があり、スペイン人の開拓(または侵略)の歴史が見られる。しかし恋人達にはキスをする場所でしかない。
チリ・サンティアゴにて
チリ・サンティアゴにて
サンティアゴ到着。
さっそくGoogleMapに嘘つかれて、ホテルをうろうろ探し回る。
サンフランシスコ通りは石畳になっていてゴツゴツしてて旅行鞄を引きずり難い。凹凸は少な目でお願いします。

受付の綺麗な若いお姉さんが全く英語分からなくて、私も殆ど全くスペイン語分からないので、チリ式のチェックインにちょっと時間掛かった。
チェックイン後、部屋には彼女の娘(10歳くらい?)を使って案内させたが、おいおい大丈夫か?
いくらパスポート控えていても男一人の部屋に案内は不用心過ぎるだろ。
逆にこっちがおっかない気持ちになってチップあげて入室。
wifiも繋がり、ひとまず安堵。
部屋の広さはシングルとしてはまずまずで、香港のように旅行バッグを広げるのも苦労するような事は無い。
トイレとシャワーが同じ階の住人と共用ってのが気になるけど、寝室は完全に1人だから盗難のリスクは少ない。

写真1:ホテルのエントランス。
このホテルはホステルとホテルの中間みたいな形態で、バストイレ部屋の組み合わせを共有かプライベートか選べるシステム。
写真2:チリではいま5年に1度の大統領選挙真っ最中。
女性2名が立候補しており、5年前まで大統領だったこのミッチェルが今回の選挙では優勢の模様。
なお地元民は両陣営の多過ぎる選挙広告が街の景観をひどく損ねていると思っており、プロパガンダは本当にクソだ!を繰り返していた。
月曜日。
朝の飲茶を割引する店があって、起きれたらそこに行こうよとウォンと約束していたが、彼はぐっすり昼まで寝ていた。
仕方なく一人で店に行く。
ちゃんとした綺麗な店なので落ち着いて朝食にありつけた。
麺や粥を供する安価な店ではスープとかん水の臭いが気になってどうも美味しく感じないが、ホテルのレストラン風な店なのでとても気に入った。
点心の他にはこの時期が旬の上海蟹があって、蒸したそれは拳大の大きさで1杯1500円。甲羅を開くと濃いオレンジ色の味噌がたっぷりと詰まっていて、その味は非常に濃厚かつ美味でありこれまで食べたどの蟹の味噌とも全く違う味がする。美食と呼ぶに相応しい味だ。身の方はあまり歩留りが良く無く、頑張ってハサミで解体しても1杯が4口程度で食べきれてしまう。こちらの味は味噌のインパクトに比べると弱いが、味噌と和えて食べると甘さが引き立つ。ちなみに蒸し蟹には生姜香酢が添えられているが、私はこれを使わない方が蟹の味を楽しめると思う。秋の上海蟹は聞きしに勝る味だった。
対照的なのは北京ダックである。表面のパリっとした皮の下にある脂身がクドく、悪くは無いが多くは食べたいと思わない。鶏肉に比べてモモ下の脂が非常に多いので、そこは捨てる方が良い。ちゃんとした北京ダックは人生初だったが、人生一度でいいかなと思った。蟹やその他の点心は何度でもアゲインしたいけれど。

美味しい食事に恵まれ、マジックの戦績以外は良い事ばかりの香港だったが、帰りに携帯を落とした。
恐らく市中と空港を結ぶ快速電車の席に座っている時に、ポケットから滑り落ちたのだと思う。
ここ数か月のデータを紛失して一気に落ち込んだ。
落とした物はiphoneなのでまず返っては来ないだろう。
これからはバックアップをまめに取ろう。
書いている現在もショックから立ち直れていない。
携帯を落とした事に気付いたのは出国ゲートを抜けて、手荷物検査の時だった。
係員に快速電車かピーチ航空の受付前に落としたって説明したら、内線電話を渡されて四苦八苦しながら連絡を取る。
(帰国後、私のものらしき携帯が空港駅で発見されたとの一報が入る。現在シリアルナンバー照合中)

荷物検査の特別区域で説明していると、行きの飛行機で前の席に座った日本人3人がぞろぞろとやって来た。
彼らは若く怪しい風貌で、いかにもボンボン大学生が親の金でアジアの買春ツアー行きまくってますって感じだったから覚えていたのだ。
その彼らは、「所持品のがま口の金具がメリケンサックみたいな武器として使えそうだ」という理由で特別区域に隔離された。
聞くと彼らは専業マジシャン、つまりプロマジックプレイヤーだった。もちろんMTGじゃない方の。
しかも彼らはMTGの存在を知っており、「マジックでぐぐると最初にMTGが出て来るんですよ」と言われて話が弾んだ。
我々が香港でGPを行っている頃、彼らもマカオでマジックの大会に出ていたと言う。
携帯を失くすのはゴミの所業だが、それが縁で知り合う人の輪は本当に貴重なものだと思った。

※現在携帯帰還待ちなので、要件や連絡指示はDNまでお願いします。

GP香港2日目

2013年10月22日 MTG海外遠征
前日が1-5なので当然本戦には参加出来ず。
彼らとは住む世界が違う。
大きく負け越した私はPWPノルマの250点に届いていない。
ならば当然早起きして朝9時から行われるスーパーサンデーシールドに始まり、12時のスーパーサンデースタンダード、14時からのプレインズウォーカーカード争奪スタンと立て続けにエントリー。
約2時間半の間、奇跡の三面打ちを行って不足分のPWPを荒稼ぎした。
タイムトライアル的な行動で制約が多く、時間を使う相手には非常にイラついたりしたがそれは私の都合なので、出来る事としては可能な限りゲームを終わらせた。
結果はプレインズウォーカーカード争奪スタンでベスト8に残るも、後手ミラーマッチのマリガン4回が効きすぎて1没。
しかし心配していた最低限のノルマは達成したので、まずは一安心といった所だ。

夜は会場で仲良くなった台湾人のウォンとアメリカ人のクリス、ウォンの台湾仲間でネイザンロードの北部に飲み会に行く。
もっと日本人も来る流れだったが、結局10名以上の輪の中に日本人は私1人だけとなった。
台湾人の中には台湾トッププロのもクォツーチンもいた。
中国語は殆ど分からないけど、彼らは日本のアニメが大好き過ぎる重度のオタクだった(クォもオタクかは不明)ので日本語を解する。これにはとても助かった。
特に自分が発言する時に日本語で良いのは楽。
中でもカードショップを経営する台湾のリミテトッププレイヤーと、クォツーチンが構築デッキをコピーさせて下さいと頼むデッキビルダーの2名が濃いアニメオタクで、彼らの話を聞いていてとても愉快なひと時を過ごせた。
現在日本では北京を含む中国の環境汚染が心配されているが、北京を知る台湾人たちの共通見解としてGP北京に参加するのは問題無いレベルだそうだ。
だが彼らも外で観光するのは止めた方が良いと忠告していた。殆どホテルの中だけで過ごす方が良いだろうとアドバイスを受けたので、北京に行く際は旅程は非常にコンパクトにするつもりだ。
食事はローカル色の強いものばかりで、単身であればオーダー出来なかったであろうものが多く、やはり地域に詳しい奴と飯に行くのは良いと思った。
牡蠣のフリッターの葱醤油がけ、大根と魚の浮き袋煮込み、赤い魚の蒸し物黒酢添え、豚の皮蒸し焼、あとビールが安い。
宴も終わり、ウォンとクリスと私は宿泊先のチョンキンマンションに戻る。
途中我らはインド系の爆乳売春婦とすれ違い、彼女に「どう?」とお決まりの誘い文句を投げ掛けられるが、全員スルー。
すれ違ったすぐ後にそれまで無口だったクリスが「あれは無ぇーわ。おっぱい凄いけど、彼女の顔でイケるわけない。あの化粧はまるで般若か鬼か。頑張ってイッても、その後イク度にフラッシュバックしてトラウマになるっつーの」と口を開いたのが私とウォンのツボに嵌って2人で大爆笑。
だってクリス、お前もあんまイケてないじゃん!言うねぇ~!って感じで夜は更けて行った。

GP香港

2013年10月20日 MTG海外遠征
3byeからの1-5。
えっ、5-1じゃなくて1-5?
ええ本当に、ロウクスの信仰癒し人。
癒されてないよ。試練だよ。負けたから白旗、つまり白の1/5ですか。

デッキは序盤・中盤・終盤ともに隙だらけだよ。
4~6の3ラウンド、7ゲームやって引いた土地の枚数が78枚。
ちなみに鹿が入っているデッキだけど、鹿で持って来たランドは含まず。
7Rは取れたけど、8~9は第3ゲームのトップの引き合いで自分は安定のドロー土地のみ。
もう嫌だけど、明日もサイドイベント出るよ…。

香港2日目

2013年10月18日 MTG海外遠征
金曜日。
晩めに起きて、会場に行く。
レジストは空いてる時で良く、なるべく時間を無駄にせず大会に出たいけれど、イベントの成立時間がかかり過ぎてLCGPTシールドを3没、FoiledAgain2-2で終わってしまった。
たったの7回戦で1日終わりとか、悲し過ぎる。
日本人、意外に多く来てた模様。
金曜日に頑張らなくていい身分になりたいねー。

22時半に終って背中のマッサージ屋に行く。
エロサービスが無い健全店のハズなのに、30代中ばくらいの女性施術者アルバイトから「この後どう?」と誘いが発生。
買うとかの話じゃないから、貴様デブ専か?!
まぁ私はそういうの真面目なんで優しくお断りして今日は帰る。
蝦ワンタン混ぜ込み麺を発見。しかし今夜は蝦の卵まぶし麺を食べるから、それは今度食べよう。
明日はがんばるぞー。

香港1日目

2013年10月17日 MTG海外遠征
日付をまたいでから香港に到着。
荷物を受け取ったらもう午前1時前だってのに市内までバスが運航している香港クオリティ。
バスで一緒になったカリフォルニア出身の白人おじいちゃんが「もう深夜2時なのにこの喧噪、ああクレイジー」って言うから「東京も似たようなもんです」って言っておいた。
ラスベガスですら早朝は流石に静かだから、それに比べてアジアは眠らない街が多いね。
白人のおじいちゃんが「ワシどこの駅で降りたらいい?」って言うから、空港でタダで配っている地図を2枚もらっておいたのが役立って、1枚あげたらとても喜んでいた。
老眼だから地図見るのも手伝ってあげて、降りる駅までプチ介護。
自分も弱った時に世間から優しくされたい!難しそう!
で、目的地のチムサーチョイ駅のバス停に着いたら目の前がもう泊まるホテルが入っている重慶マンション。
ガイドブックには「香港は安全な街です」とか書いてあるけど、そんなのウソじゃん!
重慶マンションは有色人種がごったがえす格安宿が沢山入っている宿なんだけど、入口にたむろしている若いアラブ系の男たちや宿の客引きインド人や売れ残りのおばちゃん春売りなんかが獲物を探す目で旅行鞄を引く私を狙う。
あータバコないです宿決まってます無視無視ってやり過ごしてビルに入ると十字路にセキュリティがいる!
セキュリティ置かないとヤバいってどんだけ危険なんだよここ。
日本人バックパッカーですら踏み込むのを躊躇う雰囲気だ。
とりあえずチェックインしてほぼベッドだけの小さな部屋に落ち着く。
腹が減ったので屋台を探しに行ったけど、2回くらい後を付けられているかな?って感じたのでセブンイレブンで水だけ買って帰路に着く。
このセブイレブンの前でも黒人男が3名くらいたむろしていて一瞥の視線が超怖い。
香港は道が狭いから、曲がり角を越えて相手に気付いた時にはもう結構距離詰まってるのが嫌だね。
絶対に重慶マンション付近は夜の出歩きしない方がいい。
久しぶりに脳内の危険予知アラームが鳴りっぱなしだった。
午前5時から午前10時半まで就寝。

起きて洗濯して上環駅まで行く。
ここでの目的は飲茶の有名店と乾物通りで干し蝦を買う事。
点心は当たり半分、はずれ半分。お茶はどれ頼んでもハズレない。昼時に行ったせいで相席不可避。
8人卓でみんな知らない言語で仲良く話してるからこいつら全員グループかと思ったら自分の他に3グループに分かれてた。どんだけお喋りとお茶好きなんだこいつら。お茶の無くなる速度が異常。美味いから仕方ないけど。
干し蝦はちょっと値引いて買えた。約1300gで2700円くらい。試食したら美味い。地元民ならもっと安く買えるんだろうな。
ところでどの店でも大きな透明袋いっぱいに干物がつめてあるから「すげーなこの量…」って思ってたんだけど、自分が2斤(約1.3㎏)買っただけで袋の中から段ボールが露わになった。
つまりこの袋に入っている全てが見せ掛けの量なんだなと思うと、ああやっぱりチャイナクオリティって納得してしまった。
一度ホテルに荷物を置いて、マッサージ店に行く。
有名な所みたいで清潔な部類ではまぁまぁ安い。日本人も良く来るそうで店主としょこたんが一緒に写真に写ってたし、店内では浜崎あゆみとかちょっと古い感じのバラードが流れていた。
この店はガイドブックでは「痛いの少ない店」って書いてあったから安心してたら、これもウソじゃん!
ガイドブックは嘘書き過ぎだろホントにもう。
小腸が弱ってるらしくて猛烈激痛、親指ピクピク、それを店長はヘラヘラ見ているという図式。
でも精力のつぼとされるかかと・くるぶしの内外を揉んでもらうと、明らかに違いが分かる。
足は第二に心臓とも言われる場所だけに、ここを温めて血行良くしたら病気の予防とかに絶大な効果があると思う。
その後は蝦ワンタンメン食べに行き、どこもスープがくさいのに蝦ワンタンは美味い。
しかし最も美味いのは菜の花を茹でてオイスターソースを付けて食べるやつ。菜の花甘くて、太いのに筋張ってなく柔らかい。日本で栽培出来ないのか?これ。
デザートは食べない代わりにフルーツジュースを飲む。これも香港名物だそうだ。
スイカのを頼んだハズなのに、出て来たのはマンゴーゼリージュース。しかも取り換えてくれない。でも美味いから許せてしまうくやしいゴクゴク。

GPマイアミまでは前日に会場の下見をしていたんだけど、ラスベガスで死にそうになったのと、下見は良い時間の使い方じゃないって結論に達して今回も行わなかった。
香港はぜーんぜん言葉が通じないし、広東語は中国語の中でも少数しか喋らない方言的扱いだから覚える気力も起きない。
けれどこの街には活気が溢れていて、中国大陸の良いとこ取りをしたような魅力があるから、正直マジックを無視して観光していたい。
明日からはマジック漬けなので、観光出来るのは今日と月曜の日中だけ。いくら飛行機が安い日を選んだから仕方ないと言っても、これは本当にもったいない。

明日はレジストとスタンの大会をループしまくるポイント稼ぎの1日です。
全然スタンの事考えられないから青単タッサで2-1いっぱい出来ればいいや。
・GP香港
ピーチのタイムセールとBooking.comのセール宿を組み合わせて総額71500円。
関西空港の空港手数料とピーチ特有の手荷物料金が意外とかかった。
宿については香港ど真ん中のチムサージョイ駅から徒歩3分の好条件なせいでセールいえどもちょっと高め。5泊で17000円。
しかし上流階級の宿はこれより1桁高く、貴族になれば100万行っちゃうかも?な高さを誇るので一人旅としてはまずまず。
雑居マンションホテルの中では若干広く、きれいめな所を抑えたのが価格に出た。
住環境を最低レベルまで下げれば1泊1000円もあるそうだが、荷物と生命と健康を損なう危険性は避けたいのでこれぐらいが妥当。
夜遊びばっかりするぜ!って人は一泊1500円くらいのホステルでも良いんじゃない?

・GPサンティアゴ(チリ共和国)
エクスペディアの宿の泊まれるラインが全滅。飛行機込で6泊70万円とか異次元。
仕方ないから飛行機はエクスペディアで175000円。諸税サーチャージ込。これより安いのすぐに見つからない。
宿はホステルのシングルを6泊17000円。「ホステルの」って所が評価ポイント高くて、個室の安全性を確保しつつ異文化交流し易い環境なので期待度高い。
構築のGPでは荷物の盗難が気になるから仕方ないね。

・GP京都
かなり前(一番最初)に取った。
自分は木曜入りするので前に見つけた清潔なホステルで1泊。
金土は公式のビジネスホテルで2泊。安くは無いが宿が見つからなかったので止む無し。
日曜は築年数行ってそうなホステルで1泊。安いが出来る事なら木曜に泊まるホステルが良かった。しかしこの時期は宿がいっぱいで致し方無し。
飛行機はピーチのまぁまぁな値段で取った。預ける荷物ゼロなのでちょっと安い。


今期はこのGP3回でプロツアーの権利と残りのPWP700点弱を目指す。
負けまくってGP京都の帰りから翌週カナダのGPトロントに…なんて事態は避けたい。
万が一そうなってもトロントの翌週にアメリカのGPダラス/フォートワースがあるから遊週コースで組み込めるって保険はあるけど、カナダは寒くて天気悪いしご飯もあまり美味しくないのでなるべくパスしたいね!
GP北九州 
使用デッキ:マルゲリータ

4 聖なる鋳造所
2 平地
4 踏み鳴らされる地
4 寺院の庭
4 陽花弁の木立ち
4 森

4 東屋のエルフ
4 アヴァシンの巡礼者
4 火打ち蹄の猪
4 復活の声
4 ロクソドンの強打者
4 銀刃の聖騎士
4 荘厳な大天使
3 ワームの到来
2 ウルフィーの銀心

2 信仰の盾
3 怨恨

サイドボード
4 ひるまぬ勇気
3 ドムリ・ラーデ
3 情け知らずのガラク
3 ギルドとの縁切り
2 放逐する僧侶

トリコフラッシュなどのコントロール相手に、WGだけの2色ではサイド後の全体除去増加に対して脆い展開が多かった。
そのため多少ギルドランドが増えてペイライフが痛くなるが3色目の検討をした。
青か黒か赤。それぞれに選択するメリットがあるものの、2t3マナというこのデッキの武器を活かせる色はやはりドムリ・ラーデの赤だと判断した。
赤土地がギルドランドの8枚しか無いので、ミジウムの迫撃砲の超過は期待出来ないため採用せず。
山成分が8枚入った事により、カロニアの大牙獣や議事会の招集といった2マナ3/3枠に火打ち蹄の猪の可能性が出て来たので、金曜日のFoiled Again!で試すと殆んどが3/3として役に立つのを確認出来たのでこれを採用。
カロニアのハイドラ枠は、現環境においてこのアーキタイプにはウルフィーの銀心の方がマッチしているという結論に至った。
理由は結魂後に返しのもぎ取り1枚では除去され難いサイズであることや、速やかにゲームを終わらせる点にある。
この5マナ生物の枠は以前まで3枚を採用していたが、中盤以降の粘りよりも序盤~中盤の力強さを重視するため1枚減らし、そこを信仰の盾にする事で突破力というデッキの焦点がより定まった。
サイドボードのひるまぬ勇気(4枚)とドムリ・ラーデ(3枚)は非常に満足しているが、3枚目の情けガラクと2枚の放逐する僧侶はちょっとふわふわしている。
ギルドとの縁切りは対オリヴィアと対トラフトが主な使い方になるが、ジャンド中速とオーラバントに対してこれで良いのか?とイマイチすっきりしたサイドには出来なかった。
それらのスッキリしない感じが実際に負けたゲームにも現れ、相手側から見て望むゲームメイクが可能となった初期手に対してこちらから干渉したり抗ったりしづらいのが現在のサイドボードの不満点。
オーラドブンに対してと除去多めから大型に繋げる展開に対しての2つ。
これが美しいサイドボードに至る課題。
10回戦 WUBコン D×○○
メイン:最初のセットランドで青と判明したので2t3tと続けて2枚の復活の声を出したら、返しのドローで終末奇跡。げんなりしながら後続続けても宝球→終末→オブゼで負け。2枚目の声出したのがミスだったな。もっと苦しめるように出さないとね。
サイド1:またもや4t終末奇跡に言わされるも、除去される前提で詰めマジックして勝ち。
サイド2:相手の土地がm10→m10→今引きネファリアの順だったので思い切って展開して第5tで勝ち。

11回戦 WBR Act P○○
メイン:猪、銀刃結魂、荘厳、勝ち。
サイド1:3回殴って勝ち。

12回戦 ラクドスゾンビ D○×○
メイン:序盤はプロ白騎士に苦しめられるも、トランプルが付いたら話は別。さらに二段攻撃付いたら異次元。横に並べてお見合いして勝ち。
サイド1:生命散らし、生命散らし、ファルケンラスの貴種という流れが強くて負け。
サイド2:お互い殴り合いつつ、1パンチでライフゲイン用のひるまぬ勇気が通る場面あって2回攻撃通す。これでライフレースを有利に進め、除去を弾いて勝ち。

13回戦 ドラン中速(リアニもする)@岩本さん P○×○
フィーチャーテーブルだけどカメラも記事も照明も無い。この場所でやる意味あるのか…?
メイン:先手4kill。相手は洞窟と寺院の庭とアヴァシンの巡礼者しか出てないままゲームが終わったのでオーラバントかと思い込んでいた。
サイド1:ダブマリで死ぬまで土地1枚のみ。ここでスラ牙などを見て「ああ、ドランカラーの中速なのか」と気付く。
サイド2:相手がショックランドから2t強打者3tひるまぬ勇気で6点回復したけど、その前のターンにこちらの強打者2段攻撃で8点と、続いて怨恨付けて4t目に16点ねじ込んで勝ち。絆魂したのに4killされて、こちらの打点の高さにビビってた。

14回戦 ゴルガリミッドレンジ@Park,Jun Young P××
メイン:イマイチな展開をしていたら3t生命散らしで荘厳抜かれて盤面はもぎとられ、スラ牙降臨で負け。
サイド:相手の後手1t真髄の針で指定されたのはドムリ。こちらマナクリから2tドムリのプランが完璧に瓦解。こいつ、ちゃんと「分かってる」プレイヤーだ。
生命散らし2枚で丁寧に銀刃と荘厳をぶっこ抜かれ、軟泥出てきて負け。
マジックはちゃんと上手い感じするんだけれど、終わった直後に周囲へ見せつけるようなチームメイトとの無言ハイタッチがちょっとホモっぽく濃密な感じがして鬱陶しかった。もうちょっと爽やかにやれ。

15回戦 赤単 D○○
メイン:序盤ガンガン殴られるもブロッカー並べるとビタ止まり。どうやら土地ばかり引くようだ。メインでは回復手段が無いので、残りライフ10から死なないように気を配ってちょくちょく殴って勝ち。
サイド:比較的重いハンドをキープして序盤は殴られる。耐えて情けガラクを連打して相手の生物を潰して行く。、
こっちのライフはもう10。相手のハンド3枚が全部灼熱の槍だったらワンチャン死ぬのでわざと荘厳にひるまぬ勇気をプレイして火力を使わせる。結局当初の目論見通り銀心にマナクリを結魂させて銀心に抱えてた2枚目のひるまぬ勇気貼って1パンで相手投了。

12-3、20位。うん、まぁこんなもんだよね。
結果論で言うならば今回も「そこそこ上位に行けた」けれど、メタ読みの産物で勝ったというよりは当たり運が強めに作用した。
あと1勝が遠いんだよ、本当に。
降り返って見ても負けた試合はオーラバントのドブンと、ジャンドミッドレンジ&ゴルガリミッドレンジの除去濃いめ展開→中盤に大型生物という流れだったので、それをこのアーキタイプでひっくり返すのはかなり無理がある内容。
負けるべくして負けたという見方もあるが、オーラバントにはサイド後からもうすこし平均的な引きをしていれば勝てたのに…そうであれば39点ベスト8なのに…という酸っぱいぶどう的な何か。

今回のGPで一番うめぇ!って関心したプレイは第14回戦Park,Jun Youngとの第2ゲーム。
第1ゲームで山関係の土地を見せていないのに、第2ゲームの1枚目の土地(踏み鳴らされる地)からアヴァシンの巡礼者の動きに対して、沼セット針で「ドムリィ・らーデぇ」って指定して来たプレイ。ひょっとしたら13回戦のフィーチャーで私のサイドが覗かれてたかも知れないけれど、それが無いとすればマジでキレのあるサイドボード&プレイ。コイツは近いうちに何かタイトル取りそうな予感がする環境理解度。
使用デッキ:ナヤのふりしたセレズニアビート

1~3回戦 不戦勝

4回戦 不戦勝

運営の手違いでペアリングされておらず、さらに第1ラウンドでトーナメントドロップになっているという状態が発覚。
全体を遅らせるわけにも行かず、仕方ないので4回戦は不戦勝扱いで5回戦から参加して下さいとの事。
そして0ポイントスタートで今日の終了後に+12ポイントとなるかも知れませんと案内された。
1日目はメタ外デッキの嵐?冗談じゃないよ!なんて思っていたらちゃんと12点で5回戦を始められました。良かった。
最悪の場合、トーナメントに登録出来ない可能性も匂わされていたので、心理的負担が半端なかった。

5回戦 ナヤ中速 P○○
メイン:レコナードムリが完成しなければどうという事は無い。
サイド:強打者+ひるまぬ勇気をワームの到来インスタント+銀刃結魂でシャクって勝ち。

6回戦 バントオーラ P××
メイン:2tトラフトが飛んでライフゲインして負け。
サイド:トラフト2枚を除去するも、中盤以降こちらずっと土地しか引かず負け。

7回戦 バントオーラ@田籠さん D○○
当たりそうだなぁと思っていたら当たってしまった。
バントオーラは苦手意識があって勝てるとは思わなかった。
メイン:ハードパンチャー並べて、相手のトラフトもひるまぬ勇気付いて殴り合い。最後は銀心結魂で18点削り切って勝ち。
サイド;トラフト+ひるまぬ勇気をシャクって、2体目のトラフトも除去して押し勝ち。

8回戦 ジャンドコン P○○
メイン:殴り勝ち。
サイド:除去の上から殴り勝ち。

9回戦 ジャンドコン P○××
メイン:殴り勝ち。
サイド1:除去×4で丁寧に序盤捌かれてスラーグ牙×3で無理。
サイド2:ちょっと土地つまり気味の間に除去4枚と軟泥で盤面通らなくなり、生命散らしのゾンビとか出てきて、そうこうしているうちにスラ牙とオリヴィアがトップからこんにちは。負け。

また7-2かぁ。
明日も頑張るけど、ブレイクまで遠い。
木曜に九州到着したは良いけれど暑すぎて眠れず、金曜の朝に就寝。
昼頃起きてのんびり会場行くと朝から会場来ている人が「会場設営遅れていて、入場まで1時間以上待った」だの「午後になってからようやく入場出来た」だの言っていた。
どれが本当かは分からないけれど、とにかく時間通りに開場しなかったのは確からしい。
PWPや前日トライアル目当てで来ている人にとって見れば、残念な事だろうと思う。
自分も9時から並ぼうと思ったクチだけれども、睡眠を優先して寝ていて良かった。

30分ほど並び、プレイマットを受け取りってサイドイベント:フォイル争奪戦に参加。
ラクドスコン、トリコフラッシュ、ドランリアニを切って3-0。プロモ4枚にパック2つ。やっぱりFoiled Again!のプライズはこうでなきゃ、ね。
しかし残念な事にプロモはイゼチャ・議事会の評決×2・『町民の結集』という結果に。
FNM以外のfoil、混ぜないで下さいよぉ…
木曜日の事。
猛暑のため昼過ぎにホテルに戻ってシャワーを浴び、全裸でウトウトくつろいでいるとサイレンが鳴る。
ポーランド語でアナウンスがあり、何言ってるのかさっぱり分からん。
続いて英語でアナウンスがされ、どうやら火事の模様。
当然エレベーターは使うなとの事で、急いで服を着て自室のドアを開けると既に白煙が立ち込めている。
火は視認出来ないものの、一瞬のうちに「あ、ここで人生終わるかも」と覚悟を決めて階段を駆け下りた。
ロビーは人でごった返しており、少しすると消防隊員が駆けつける。
結局、ボヤだったので初期の消火活動で事無きを得たが、なんと出火場所は私の部屋の2つ隣。
出火原因は電化製品に正しく変圧器をかませておらず、発煙→出火の流れだったそうだ。
一歩間違えていたら人生GGだった可能性もある。
海外旅行に行く際は、入念にコンセント事情を調べる事、目を離す時や家電製品を使わない時はちゃんとコンセントを抜いておく事を意識しよう。
日本のように電気が安定して供給されているとは限らない。

GPを振り返る内容については秘密にて。
10回戦 WBR Act D○×○
メイン:2回殴って終わり。
サイド1:血の芸術家が処理できなくてそれで負け。
サイド2:細かいクリーチャー相手にトランプル+血の芸術家は情けガラクで退場してもらったらすぐゲーム終わった。

11回戦 トリコフラッシュ 多分有名人で強い人 D○××
フィーチャーマッチでした。
メイン:相手が土地3で止まったから展開して勝ち。
サイド1:マリガン後仕方なくキープしたハンドでは勝てない展開されて負け。
サイド2:先手で土地2kpしたら負ける前のターンまでずっと土地2のまま、3~4マナカードを引き続ける不幸。愚痴。

12回戦 ジャンド P××
メイン:土地12枚まで伸びて負け。
サイド:土地2枚で負け。3ゲーム続いてこれだからそろそろキレそう。

13回戦 トリコフラッシュ D○×○
メイン:カロニアのハイドラが生き残って速やかにゲーム終了。
サイド1:ボーラスの占い師、カウンター、修復天使、バウンス+カウンター、修復天使、啓示4って噛み合った動きされて負け。
サイド2:お互い手札消耗して無人の荒野に情けガラク登場。そのままメイカウォルフって言い続けて勝ち。

14回戦 ナヤ中速 D○○
メイン:空から2回殴って終わり。
サイド:カロニアが2回殴って終わり。まぁ、割と得意なマッチアップなんで、これ。

15回戦 WBR Act D○○
予定では2日目は3-2したら最後IDでtop64のハズだったんだけど、意外に同じ点数が多くてIDで確実とは言えない状況になった。仕方なくやる事に。
メイン:地上で3回殴って終わり。トランプルは正義。
サイド:空から2回殴って終わり。飛行は正義。ボロスの反攻者出して来てドヤ顔の返しに、こっちが荘厳の大天使出したら明らかに狼狽してそのリアクションが面白かった。
結果はIDした奴らが全員64落ちだったという事で、ガチって正解だった。

11-4で45位。200ドル獲得。3連続のtop64でした。
ちなみにベスト8ラインは11-2-2以上だったはず。
あと2勝が遠い。
使用デッキ:セレズニアビート

3回戦まで不戦勝

4回戦 ジャンド@ドイツ人 ××
先手の2t遥か見、3t狩り達、4tスラ牙、5tかがり火奇跡、6tオリヴィア。無理。
サイド後は1t火柱でマナクリ焼いて、2t遥か見、3tかがり火奇跡でマナクリと鬼斬の聖騎士を屠り、4tオリヴィアという…。
お前さん、かがり火トップからのオリヴィア繰り返すの止めろ。今日はもうダメだ。

5回戦 ドラントークン@ドイツ人 ○○
なんか相手がマリガン3回してるうちにゲーム終わった。シャッフルしてる時間の方が長かった。

6回戦 黒緑@ポーランド人 ○××
メインは荘厳の大天使を2枚場に出して勝ち。
サイドからもぎとりの嵐。サイド1と2でもぎとり7回撃たれてあばばばッ。
このデッキに入っている軟泥はすごく強いね。

7回戦 トリコフラッシュ@ポーランド人 ×○○
メインはこちらが土地が詰まっている間に泥仕合になってタッチの差で負け。未来がかなり変わるけど序盤の動きが結果論でプレイミスになってた。結果論まで予測しなきゃダメですね。
サイド1は圧殺。サイド2は1マリするも、ひたすら情けガラクが良い仕事して勝ち。

8回戦 緑赤ビート@ドイツ人 ○○
ジャンドとトリコフラッシュに強いデッキなのかな?キブラーグルール?
初めて対戦したけど、森・赤緑土地・赤緑土地が並ぶ3t目にドムリが出ないようでは、そのデッキは弱いと思うよ。
このデッキはあちこちで見るけど、イマイチ強さを感じない。実はデッキは強いけど、今日使ってたプレイヤーがヘボなのか。私はヘボなのでわかりません。

9回戦 黒緑@ポーランド人 ×○○
あ、こいつプレイすんげぇ遅いやつなんだよなー。毎ラウンド50分フルで使い切って追加ターン目一杯使ってるから、大会進行が遅いのなんのって。
メインは7/7デーモンを生贄で7点回復7枚ドローされて負け。
サイド1は2回殴って終わり。
サイド2はクロック並ばないうちにビーストトークンを生贄+血の署名で5枚も引かれたからもうダメって思うも、腐らず続けてみたら相手の動き弱い。どうやら土地しか引いてないみたいで、そのまま荘厳着地して殴り勝ち。

もうダメだーって3回くらい思いながらも87位で何とか初日突破。
ワルシャワは全体的にマイアミよりまともなプレイヤーがそこそこ多いけれど、明らかにミス下手くそは散見されていて、具体的に言うとマーティン・ジュザの対戦相手は緊張のせいか明らかに勝てる盤面なのに自ら負けに行ってて心の中で「ええーマジかよ!ジュザラッキーじゃん」って叫んだ。
トッププロが上手いのは勿論なんだけど、現代スタンにおいて威圧勝ちが存在するなんて…とても信じられない光景を3度ほど見た。
それといつものGPに比べて後半のドロップが少ないなーと思っていたら、この週末が期間PWPの締切日だった。なるほど次シーズンの不戦勝のために皆励んでいるのか。
日本人はワタナベプロとなかしゅーさんと鈴木さんと私の4名。他の三名は残念ながらも揮わなかったようで、2日目は私だけ.。少しでも多くの賞金が手に入るよう頑張る。
ものすごくのんびりして午後3時から会場行って登録。
今回はオンラインでプレレジスト買えなかったし、とりあえず参加出来ればもう何でもいいやーって気分で受け付け。
すると何とまだVIP席が買えるらしく、スリープインも欲しいのでVIPを買うことに。
さらに全く告知されていなかったGPプレイマットも受け取る事が出来、それは良かった。柄はダサいが。

しかしFoiled Again!のフォーマットがM14シールドで参加費4700円。
プールが弱くそのうえ事故まみれで1-3したので景品を受け取りに行ったら「あ、2-2以上からじゃないと景品無いから」って言われて「ファッ?!」ってなった。
4-0でプロモ4枚4パック、3-1でプロモ2枚2パック、2-2でプロモ1枚1パック。
うげぇ…なんだこのプライズのショボさ。GPのFoiledAgain!っつったら参加賞で先月までのプロモ+1勝毎に1枚と1パックが基本だろ?その上参加費も異常に高かったし、道理で参加者16名以下なわけだ。金曜のイベントで最もコスパ悪いねー。

というかWin-A-Boxって表記すらしてないから、ただの8人スタンですらある可能性。だってこの参加費15ズロチ(500円)だけなんだもん。

なーんか参加費とプライズの割合がGPらしくないよ。お祭り気分になれない。
会場に居る参加者の数もGPカルガリーと比べて同じくらいだし、ヨーロッパGPなのに参加者500人割りそうな勢い。

こんなんだったら札幌でGPやった方がまだ人集まりそう。
追記:GP初日、会場着いたら本戦1000人くらい居ました。カナダ(カルガリー)より大いに賑わってます。
でも日本の地方都市でGPやった方がもっと人が集まるっていう持論は変わらないけど。

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俗

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